京都と大阪を結ぶ、おけいはん

古の中心地を結ぶ。当然、重要な地となり城が築かれます。
京都御所から伏見城、淀城、枚方城、大坂城と繋がります。
その一つ!


『淀城』
淀城は京阪淀駅すぐ隣に石垣が残る城跡です。
淀城と言えば、歴史の教科書で思い出す「淀君」の居城!イメージが強いでしょう。
現存の淀城は江戸時代、二代将軍徳川秀忠が松平定綱に命じて築城されました。
譜代大名が治める城として幕末まで続きました。
では、淀君のために豊臣秀吉が造らせた城はどこなのか?
淀城跡から北東に位置する府道京都守口線・納所交差点から徒歩約3分ほど、妙教寺付近にありました。
淀城と混同を避けるため淀古城として知られています。
1589年に幼少で亡くなった鶴松を身篭もったときに築城。
その後、亡くなった直後の1594年には取り壊されました。
短命な城にも、歴史に名を残した淀君の城として記憶に残る有名な城が淀古城です。
話しを戻して淀城跡。
南東側には石垣と内堀が残され、その日を偲ぶことが出来ます



京阪電車からも眺めることが出来ます!
淀駅付近は高架となり、京都方面行きの進行方向左側に位置すれば、淀城跡が一望可能!
遠くには秀吉が信長亡き後に仇討ちを果たした天王山まで見渡せるほどの絶景が広がります

特急に乗車してちょうど熟睡かもしれませんが、寝るのにはもったいない史跡が沿線に点在してますよ〜
