
26日、南座で朝から晩まで催された
『第8回 としひろ会』
へ行ってきました

三味線の杵屋勝七郎師匠、師籍四十周年記念として、
祇園・南座で午前10時から午後9時頃までの長丁場です。
三味線
囃子
尺八
鼓
篳
長唄
舞踊
等々、演者の方々は師匠方から名取、弟子、さらには上七軒、宮川町、祇園甲部の芸舞妓さんのお姉さん方まで壇上し、華やかなステージが続きました。
座席は自由。
長時間なので再入場アリ。
日本人だからこそ触れたい伝統ある文化。
日本人だからこそ応援したい伝統ある文化。
まずは、観覧することが重要!
小生はご縁ある方より伝統文化を多く体験させて頂きました。
直接の御礼を伝えることなく旅立たれましたが、その糧は大いに役立っています。
自然と聞きわける耳を手に入れ…耳に入れました

三味線の奏でる音は柔和であり、激しくあり、悲哀であり、喜びであり

演者の息があったその瞬間、心を撥で打たれたかのような衝撃が走ります。
一挙手一投足、見逃すまいと全身で感じ取ります。
三味線の世界へのめり込みます。
引き込まれます

三味線“だけ”に聞き入るのは久しぶりです

休日にゆったりと文化に親しむことはちょいと久しぶり…
小生は日本人に不足しているのは文化、風俗に親しむ時間が少ないことは非常に残念であると考えています。
豊かな心、笑顔はここから育まれると勝手に考えています。
長年培われた文化は今もなぜ継いでいるのか。
そこに行けば、直感的に理解できます。
何はともあれ、足を運んで心を満たしてみませんか?
多くは言いません。
見終わった直後、大きな拍手を自然と送っている小生がそこに居ました

ラベル:三味線