
『国宝 犬山城』
愛知県犬山市にある、江戸時代までに築城された現存天守12城の一つです。
築城されたのは1537年。
織田信長の叔父・織田信康が築城したと伝えられています。

現在は姫路城と同様に改修工事が行われていますが、城内の見学は可能!
コチラも解体修理から約50年が経ち、経年の劣化に伴う応急修理ですが、写真撮影にちょい影響があるほどです。
では、城内の見学行ってみましょう


城内の階段は急峻!
さらに多くの方々が見学に訪れたため、床はピカピカ!
靴下で歩けばツルツル!
滑り落ちないよう細心の注意を払いながら見学しましょう!

天守構造は望楼型・三層四階地下二階・複合式天守。
複合式天守とは天守に付くよう櫓が整備されているため呼ばれています。
天守の高さは約19b。

天守最上階の4階、望楼。
犬山城は江戸時代、尾張藩付家老・成瀬氏が代々城主を務めていました。
その城主の肖像画が飾られています。
望楼の周囲にはぐるりと廻縁が整備されています。
木曽川の畔の小高い山の上に築城された犬山城の天守から眺める景色はまさしく絶景!

木曽川下流方向を望みます。
木曽川対岸の岐阜県側には伊木山。コチラにも以前は城があったそうです。
やはり見渡せ可能な場所は古より重要な地!
広大な濃尾平野と移動手段となる木曽川が重なれば、否応でも目が向く犬山の地です。

名古屋方向を望みます。

犬山城下、現在の犬山市中心部方向を望みます。
真っ直ぐ伸びる一本の道がメインストリートでしょう!

遠く、雪の頂・御嶽山を望みます。
“城”ブームの昨今。
少しでも興味が向くことはエエこと!
歴史の荒波を乗り越え、今日に伝わる犬山城。
文化を教え、守り、伝える義務が今を生きる我々に課せられています
