2013年12月08日

阪和貨物線跡

廃線巡りです電車
大阪市平野区、地下鉄谷町線出戸駅近く。


12. 8 A.JPG



美しい銀杏の並木道。

一直線に伸びる“空き地”



北を眺めれば…


12. 8 C.JPG




高架橋がその空き地を跨いでいます。

高架下には空き地を利用して駐輪場がすでに建設されていました。



12. 8 D.JPG




よーく眺めると、線路下に敷き詰められている“砂利”を発見!

線路下の砂利は鉄の粉が付くため、やや茶褐色が特徴。
まだまだその色を見ることができます。



さらに、もう一つ目



12. 8 B.JPG



黄色と黒色。


踏切があった跡ですねー。




この廃線。

かつて大阪・八尾市の八尾駅と大阪市住吉区の杉本町駅とを結んだ『阪和貨物線』

1952年に開業。
関西本線と阪和線とを結ぶバイパス線として建設されました。
当時の阪和線は天王寺駅で他の線路と結ばれておらず、新たな路線が必要とされました。
八尾駅付近には貨物駅が存在し、和歌山方面とを結ばれ利便性が高まりました。
さらに、旅客営業も行われ京都と白浜を結ぶ特急などが運行されましたが、どれも長く運行されることはありませんでした。

開業当初から単線電化され、複線化される用地を確保されていました。
なので、出戸付近の線路跡も広く確保されています。


その後、貨物輸送が減少し1986年に休止。
団体輸送などで旅客営業が僅かに残りましたが、2004年に休止。
2009年に正式に廃止されました。


JR西日本が運営していた証が…


12. 8 E.JPG



倒された標識。



12. 8 F.JPG



フェンスが設置され、

線路が取り除かれ。



もう二度と列車が走ることはありません。



敷地だけが儚い夢のように続いています。。。




なんとな〜く、もの寂しさを感じます三日月



コレが廃線の魅力なのでしょうか手(パー)



posted by ひとし at 21:32| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | train | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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