2013年11月08日

家の前に“御土居”があります。

庭先に史跡がexclamation×2
史跡だから、今になっては……



11. 8 A.jpg


 『御土居』




何度かご紹介してます、御土居。

豊臣秀吉が京都の防衛のためにぐるりと一周、土塁を築いたのが御土居。
御土居より内側が洛中。外が洛外とも区別される一因です。

市内では天神川沿いに御土居が少しばかり残っています。


そのうちの一つ!

北区紫野西土居町の御土居。



11. 8 B.jpg



何気ない低い丘。


この後方には住宅があり、御土居の北隣はそのお家の駐車場となっています。

言うなれば、邪魔と言えば邪魔かな…


自然がある!と言えば、
史跡がある!と言えば、


ちょっとはカッコイイでしょうかわーい(嬉しい顔)




北区紫野西土居町はその名の通り、御土居があった地域を記しています。
故に、北区紫野西土居町は縦に長細く、御土居があった地域を指すように広がっています。

市内には各所で御土居に因んだ町名があり、その町は縦に長細かったり、横に長細かったりと一つの町内でも幅が広がっています。

藩邸のあった地域には藩を記した町名など、その昔の土地の記憶を今に伝える町名。


コレこそ、日本人が培った一つの知恵だと想いませんか?わーい(嬉しい顔)


ラベル:京都市北区 史跡
posted by ひとし at 23:48| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 史跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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