白川砂が堆積し、コンクリートで固められた愛想のない川から清流へと戻りました。
しかしながら、先日の大雨で再び増水。
さらに白川砂が流され、ちょいと元の姿に戻りつつあります。
では、その白川砂はどこに流れていったのでしょうか?
白川の下流。
白川通りとほぼ沿うように南下します。
動物園の地下を潜り、琵琶湖疏水へと流れ着きます。
白川はその後、神宮橋付近で琵琶湖疏水から分かれ祇園界隈を通り、鴨川へと流れ着きます。
祇園界隈の白川は別個と考えれば、琵琶湖疏水に流れ着いているであろう!
なので、蹴上インクラインの終点、南禅寺橋北側の合流地点を眺めます


おおっ!
写真左手奥側には動物園の下を潜った白川が顔を出すトコロ

そこから右に流れるように、白い白川砂が堆積している様子が伺えます。

普段はトンネル出口付近のみに白い砂が堆積しているのですが、やっぱりーーーーー!!!
大量の砂の勢いは疏水を我が物顔のように埋め立ててます


白浜、出現!?
なーんてね

決め細やかな白い砂は京都の寺社仏閣の庭園で使われる高級な白川砂。
どうですか?
金のなる木、いや金のなる砂に見えませんか???
やらしー話しはさておき

洪水治水対策として適切な浚渫は必要でしょう。
ただ、川には生物が住み着いてます。
土砂が流れ自然な姿に近づいた白川。
適度な範囲で対策工事を検討していただきたいもんです

それにしても過去、暴れ川と呼ばれた本性はまだまだ健在でした。
人間よ、侮るなかれ
とね
