眺めがよい琵琶湖畔を走ると突如、現れます


『白髭神社』

御祭神は猿田彦命。
全国の白鬚神社総本社。
近江国(滋賀県)最古の神社と称されています。
琵琶湖に浮かぶ鳥居で有名な神社です。
鳥居奥に見えるのは琵琶湖で唯一人が住み、琵琶湖内最大の島である“沖の島”
琵琶湖は京都と北国や東国を結ぶ湖上交通が発達した重要な要所でした。
もしかして、古の人々は舟で鳥居をくぐり参拝したのでしょうかねー?
境内は琵琶湖畔ぎりぎりまであり、その昔は街道を護る神社としても信仰を集めていました。
御由緒は第11代垂仁天皇の御代とされています。
674年、天武天皇の勅旨により比良明神を賜ります。
現在の本殿他は豊臣秀吉の子、豊臣秀頼が秀吉の遺命で寄進、造営されました。
※ちょっと穿った味方で徳川家康が豊臣家の莫大な財産を減らすために寄進を進めたとも言われている一環で有名。
桃山時代の建築様式が色濃く反映された檜皮葺き入母屋造は一見の価値アリでしょう


境内には室町時代に造営された建物が残っているなど、地元の領主からも厚い信仰を受けていたのがよくわかります。
京都と北陸を一般道では最短で結ぶ国道161号線すぐに建つ、白髭神社。
一度、通過すれば湖中鳥居は忘れられない風景です。
小生が参拝したときも若者グループや家族連れなどなど多くの参拝の方がいらっしゃいました。
湖中鳥居は拝殿真っ正面で、琵琶湖畔まで降りられる階段も設置されています。
しかしながら信号機や横断歩道がない国道161号線を横断しなければならないので、十分に注意を払ってください。
もし、湖中鳥居をくぐりたい!のであれば情報を提示しましょう

国道端より距離は58.2b沖。
高さは湖面より約12b、柱幅は7.8b。
水深は不明。
くれぐれも無理をされないように。
ドライブの際に交通安全の神様でもいらっしゃいますので是非、御参拝くださいな!
境内の駐車場は無料です!