1945年8月9日 長崎市 午前11時2分。

今年も広島の方角へ祈りを捧げました。
あれから68年。
日本人は何を経験し、何を後世に伝えなければならないのでしょう。
原爆と原発。
同じと論じるべきか?
異なると論じるべきか?
原発再稼働反対派は同じと。
原発再稼働賛成派は異なると。
どちらかが正しいか、科学的な論法は理解不足です。
底辺的な言い方で…
原爆=核兵器も原発も人類をあっさりと消してしまうことが出来る代物だと想います。
人類が編み出した最強のモノ。
表裏一体で当然ながら人類が厳重管理を行わなければならず、しばしば脅威を与えます。
今、この時。
原爆=核兵器も原発も厳重に管理できているのでしょうか?
幸いに広島、長崎以降は実験のみの使用で辛うじて管理できていると言えるのでしょうか。
戦後、核保有国は強大な発言力を所持し、世界秩序が核兵器による微妙なバランスの上で保たれています。
・アメリカ
・イギリス
・フランス
・ロシア
・中国
・インド
・パキスタン
・北朝鮮
・イスラエル
日本も例外なく、アメリカの核の傘によって庇護されています。
被爆国が核の傘によって保たれている。
一方、原発。
原発がある国は…
・日本
・韓国
・北朝鮮
・中国
・台湾
・ベトナム
・インド
・イラン
・アルメニア
・カザフスタン
・パキスタン
・トルコ
・アメリカ
・カナダ
・メキシコ
・キューバ
・ブラジル
・アルゼンチン
・ロシア
・ブルガリア
・リトアニア
・ルーマニア
・スロベニア
・スロバキア
・チェコ
・ウクライナ
・ハンガリー
・ドイツ
・フランス
・イギリス
・イタリア
・オランダ
・ベルギー
・スペイン
・スイス
・フィンランド
・スウェーデン
・南アフリカ
これらの国々は原爆の悲劇は理解している…と。
しかしながら、チェルノブイリや福島の事故の惨劇を目の当たりにすれば十二分に人の手で管理できる施設と言えるのでしょうか。
これまで培ってきた技術の末が今回の事故。
まだ依然として原発技術が確立できていないのが現状なのかも知れません。
原爆症や福島第一原発事故に伴って予想される様々な症状。
人類が危険にさらされる可能性がある両者。
ありきたりですが…
このままでエエんでしょうか?
ラベル:原爆の日