北東、つまりは鬼門の方角には京都を守護すべく偉大なお方がいらっしぃます

まず、大本営・京都御所。
仙洞御所の北東は削られ、そこに偉大な方はいらっしゃいます。


京都御苑全体でも寺町今出川付近は削られ、御苑全体でも鬼門の方向を意識しています。
仙洞御所北東の箇所を「猿ヶ辻」と呼ばれています。
塀の角を欠いて日吉山王社の神のお使いの猿を祀っています。この猿が夜な夜なぬけだしては通行人にいたずらするため、金網で封じ込めたと伝えられています。
そうです


猿ヶ辻、やや南側に金網に収められたお猿さん。
なぜお猿なのか…
鬼門。魔の方角。
その魔に対して、お猿さん。
魔、お猿。
魔、猿。
魔さる。
魔が去る!!!
バンザ〜〜〜〜〜イ



事実、魔が去る、見ざる、言わざる、聞かざる。
これらによりお猿さんが京都を守護し今日に平安をもたらしています

京都御所以外にも北東の要の地にもお猿さんが祭られいるんです

京都御所に程近い、寺町今出川から北西へ。


「出雲路幸神社」
コチラの本殿東側億の壁にひっそりと、お猿さんが京都を守護すべく封じられています。

地域の神社と京都全体の守護と二束のわらじを掃く神社。
住宅街にひっそりと佇む神社であっても悠久の歴史を今に伝えています

さぁ〜さらに北東へ進めば、比叡山。
その麓に佇む、数珠供養で有名な赤山禅院。
コチラ本道の頂に愛らしいお姿で守護神がいらっしゃいます。


さらにさらに!
比叡山を越えて滋賀県側、比叡山の麓の日吉大社でもお猿さんが祭られています。
コチラでは実際のお猿さんが飼育されていています。
詳しくは2010年1月13日の記事をご覧ください。
http://colorstrue.seesaa.net/article/138227579.html
様々に計算された古の都、京都。
住めば都と申しますが、我が居住地は計り知れない奥深さにただただ畏敬の念が強まるばかりです

ラベル:京都市