

『北白川天満宮』
鎮座さているのは北白川仕伏町。目の前の道路は比叡山、さらには大津へ向かう志賀越道(山中越)。
御祭神は少彦名命。
摂社には、応神天皇、春日大神、日吉大神、天照大神、賀茂大神、倉稲魂神。
当初は北白川補久保田町に祀られていました。足利義政の時代、銀閣寺に向かう際、銀閣寺近くで必ず馬が暴れることから、都の鬼門の方向であり山中越えの入り口にも相当するこの地に造られました。
北白川天満宮は医薬、酒造の神、少彦名命を祭神とする北白川一帯の産土神。
本殿は鳥居をくぐり133段の石段を登ると市内が一望できるやや切り開いた丘に鎮座されています。北白川一帯の神様としては願ったり叶ったり!容易に見渡すことで一帯を見守っておられる姿勢がよく感じ取れます。
また、比叡山、大津へ抜ける道に佇むことにより、往来が激しかった江戸時代などは多くの参拝者で賑わったことが想像されます

さてさて、ここ北白川天満宮の鳥居前には大文字山・比叡山を源流とする白川が流れています。この白川は我が家の近くを流れ、下流では祇園付近を清らかな流れで美しく演出している。それが白川です。
神社後方には比叡山から大文字山へと連なる東山連峰の山々。
…と、言うことは

美味しいお水が湧き出る場所でもあります


鳥居と石段の間にある「水磐舎」
ここでは当然ことながら手や口を清める場所です。
ここの神水は地下水をポンプで汲み上げ、飲料水としても使えます。
飲料水用として持ち帰るには上の写真で青いホースが御覧頂けると想います。
そのホースには蛇口に繋がっており、地下水を自由に汲み上げ、持ち帰ることが出来るよう神社のご好意が示されています。
神社側も地下水の品質には細心の注意をされているようで…

張り紙に案内。
さらに水質の表示も近くに掲載されています。
神社の御好意にさらに感謝です

こちらの水は市内各地の地下水と比べて軟水ですが少し硬く感じられます。
加えてやや甘さが感じられます(あくまで個人の意見ですよー

何と言っても


さてさて

・一人で多くの水を汲まない。
※各神社には一人一回これだけの量。あとはまた並んで下さいとの案内があります。
・容器は洗ってから持ってくる。
※汲む場所で洗う残念な方がいらっしゃいます。コラっ!!!不届き者!!!!神聖な場所ですぞ!!!!!
・時間は守って下さい。
皆さんで美味しい水を守っていきましょうね。
さぁ今日も美味しい水を頂戴しパワーも元気も笑顔も頂きました。ありがとうございました
