
早速、今日の一枚はこちら


「寒桜と紅葉」
どこかと申しますと…
日頃お世話になっている局長さんからのご紹介で「京都で一番美しい紅葉、23日は数珠供養がある!」との情報を得て向った先です。

皇城表鬼門『赤山禅院』
比叡山延暦寺の塔頭。慈覚大師円仁の遺命により888年(仁和4年)天台座主安慧が創建。本尊は陰陽道の祖・泰山府君(赤山明神)、かけ寄せの神として、また京都の表鬼門にあり、王城鎮守、方除けの神として信仰が厚い。都七福神の一つ福禄寿神。
9月26日に放送「世界ふしぎ発見!」で京都のミステリーを紹介。平安京遷都に伴い、風水などから各地に鎮守神を鎮座しました。
神社や寺、山、川に守られ今日の発展に至ります。
赤山禅院は平安京から北東の地、つまり鬼門に位置します。
邪悪な鬼の侵入を防ぐために「神猿(まさる)」を安置しました。
なぜお猿さんなのでしょうか?
「神猿」は「魔去る・勝る」に通じ魔除けや必勝の御利益があるとし信仰されてきました。
京都御所北東には神猿さんがいらっしゃる「猿が辻」があり守護されています。
御所から北東に鎮座されている、幸神社・赤山禅院・比叡山延暦寺・日吉大社と幾重にも守護されています。
さぁ!その赤山禅院の「神猿」は…

神の使いのお猿さんは愛らしい姿で好感が持てます。
神猿は御幣と鈴を持ち御所の神猿と向き合っているそうです。
赤山禅院は比叡山延暦寺の塔頭。参道には鳥居、境内に入ると山門。
本地堂や地蔵堂があれば、赤山大明神が奉られている本殿、稲荷社、都七福神の一つ・福禄寿殿、金神社、縁結び・相生社など。。。
小生を始め参拝客もお参りの作法に若干戸惑ってました。ここは…えーっと神様、こちらは仏様。。。と、ね

ぐるっと境内一周すると不動堂では毎年11月23日に『数珠供養』が午前10時から午後3時まで行われていました。
切れたり、買い換えた数珠を全国から集め供養する儀式です。

不動堂では住職の説法が…
・数珠の功徳
・感謝の祈念
・数珠の「輪」は人の「和」
・幸せに生きるために、幸せに死ぬために
等々、お話し。
他、行事としては…
・比叡山大阿闇梨加持ご祈祷
・放生会
・数珠焚き上げ
・奉納
さらに最後には参拝客へ数珠が下さるんです

小生、頂戴しました

無病息災、ご住職は「無病息災いや一病息災ぐらいで!」と。少々患っていた方がエエこともある!な〜んて仰ってました。まさしく!
紅葉が美しい境内を…

続いて向かった先は…
『京都大学学園祭・11月祭

いやぁ〜人が溢れかえってました

新鮮です!
昨晩、学園祭に出られるジャグリングの方と再会

ピコピコハンマー三本をぐるぐる回し、一本は子供から投げられてさらに回す。ピコピコハンマーなので自分の頭をド突きながら回す。
火が点されたトーチを三本ぐるぐる回す。
さらに、もう一本!
おまけに、もう一本で五本!!!
最後には火が点されたトーチを口の中に入れて消す


もう拍手喝采

日頃、莫大な時間を費やされ練習され、この一瞬(約30分ほどの時間)全力で挑む。プロの技に脱帽です。
もうこれは「芸術」ですね

次に、京大美術部の似顔絵コーナーへ。
「100円プラスお気持ち」の値段設定にも好感。可愛い部員さんに早速願いました


全く迷わず、サラサラサラっと筆が進んでいきます。
似顔絵なので顔を見られるのですが、こちらはどこに視線を持っていけば良いのか迷います。
思わず聞きました。
「どこを見れば良いのですか?」
「どこでも良いですよ。例えば壁でもね。」
それでも稀に視線が合うと…ちょい恥ずかしいです。
なーんも関係がナイのに。
一人約10分から15分ほどで完成するそうです。
今日が最終日で一番多く来られたそうで20人ほど描かれたとのこと


彼女は福岡市出身、高校生の頃から絵を描き始め、最近は物を対象に描いておられます。高校生の頃は風景画が中心でしたが…
一日多くの方々と出会い、話し、雰囲気を掴み、描く。話していても筆を止めることは一切無い。(当たり前)
美術、いや絵を描くことを苦手とする小生は憧れと尊敬の眼差しで彼女の筆裁きに見取れていました

約15分弱。
彼女の柔らかいタッチで描かれた小生の似顔絵が完成


いかがでしょう?エエ感じです。
たまたま通り掛かったおばちゃんが「兄ちゃん、エエ感じに可愛らしく書いてもーて、エエなー。」って。
おばちゃんに席を譲り、彼女に感謝の握手をし帰宅。ホカホカな心を頂きました。ありがとうございました

あ!愛とハッピーの心理テストの特定団体に伺い、カウンセラーをねじ伏せ、逆に説法して参りました。これも小生にとって楽しい時間で握手!
ご住職のお言葉から…
「幸せに生きるために、楽しく、感謝しましょう。」
改めて、重き言葉です
