投開票の結果は皆さんご存じの通り。
参議院議員の新勢力は非改選を合わせて与党系135、野党系107。
“ねじれ”が解消し衆参ともに与党が過半数、いや安定多数を確保し政権運営がスムーズになると予想されています。
これにより最大3年、国政選挙の実施がなくなります。
参議院議員選挙の結果で与党が支持されました。
安倍政権にはとにかく!努力し、明るい未来への実現に向けて邁進していただきましょう!
さてさて

■参院選投票率52.61%
「総務省のまとめによりますと、21日投票が行われた参議院選挙の最終の投票率は、52.61%で、前回・3年前の選挙を5.31ポイント下回りました。」(NHKニュースより)
インターネット選挙が解禁となり、投票直前にはツイッターやフェイスブックで大掛かりに投票へ行こう!の呼びかけが行われました。
小生は少々ですが、期待しました。
期日前投票は前回に比べて増加するも、投票日に行けない本来投票している方々が期日前に流れただけ。
政治への関心が上昇せず、逆に低下するとは…嘆かざる得ません。。。
関心がここまで低下するのは何が原因なのでしょう。
東日本大震災が発生し、日本人は様々に思い知らせました。
巨大津波による被災地の復旧復興。その予算が本来の目的以外に食い尽くされる現実。
東京電力福島第一原子力発電所事故による原発再稼働問題。選挙期間中に与党勝利が予想される中で堂々と再稼働申請が行われた現実。
あの絆は
あの心は
あの傷は
あの想いは
もう既に忘れ去られたのでしょうか。
大きな方向を決定するのは政治家であり、政治家を選ぶのは我々国民。
その国民の半数は棄権し、今回の総得票数の半分が自民党への投票。つまりは4分の1の国民によって選ばれた政治家達が今後の日本を運営していきます。
たった4分の1で選ばれた政治家達が国家運営します。
一方で政治家に原因はなかったのでしょうか?
政権交代が実現し民主党系が担当した約3年半。
期待感の高まりに反し、政権公約の非実現と政権公約以外の実現と結果的に場当たり的にやりたい放題の政権運営でした。
政策面では保守政党・自民党の補完勢力で第二保守政党が民主党であるとあぶり出されただけ。
今回の選挙では自民党圧勝よりも民主党がどれだけ惨敗するのかが注目点であったと感じます。
国民は時の政権に対して、目を向けていること。
あざとい運営をすれば、選挙によって落選させる。
思い返せば社会党が自民党と連立を組み、その後衰退し社民党と名称変更した今回は1議席と風前の灯火。
これが民主党の行く末でしょう。
この民主党が犯した政権運営は今回の投票率低下の主因と言っても過言ではないはずです。
では、このままの状態が続いて良いのでしょうか?
当然ながらほぼ皆さんが“いいえ”と応えるでしょう。
安倍首相は日本国憲法改正を掲げています。
約60年前に発布された日本国憲法は現実との乖離があることは間違いないです。
時代に即応した憲法であることは当然であり、改正議論も大いに行うことは言うまでもありません。
96条、憲法改正の要件では国民投票の過半数を得ることと謳われています。
ここで議論になるのは投票数の過半数なのか、有権者数の過半数なのか。
今回の投票率で仮に投票数の過半数であれば、与党獲得の割合。
つまり、国民の4分の1で憲法改正が通過することになります。
無関心が呼ぶ、恐ろしき暴走。
いざとなれば、その時の投票率は上昇する。との考えもあるでしょう。
では、今回の選挙は重要ではなかったのでしょうか。
景気、経済、原発、消費税増税、TPP等々。
あり得るかも知れません。
無関心が呼ぶ、恐ろしき暴走。
いつ目覚めるのか。
底まで落ちなければ目覚めないのか。
忘れやすい文化、飽きやすい文化“国民性”なのか。
アントニオ猪木氏に一人一人闘魂注入して頂く!?なーんてね。
小生はまだまだ諦めていません。
見捨てていません。
偉大なる日本国民だから。
奮い立て!
ラベル:選挙