今年の山鉾巡行は重要な節目となるかも知れません

現在の巡行は33基が連なります。
ただ、これは本来の姿ではありません!
山鉾巡行とは本来、疫病等の災厄をもたらす疫神を鎮めるため、依り代として鉾や山を作り、町中を回ったと考えられます。
鉦や笛、太鼓で囃すのは、荒ぶる疫神を鎮めるためでした。 神輿に八坂神社の神を迎えるに先立って、都大路の清祓をしたとも考えられています。
つまりは露払い役が山や鉾

お神輿が17日に四条寺町へ。24日には八坂神社へ戻られます。
当然ながら24日の還幸祭の前にも山鉾巡行が1965年まで行われていました。
本来の姿への復活は早ければ来年、行われるとか

なので!
後祭に当たる“山”を新町御池付近で収めてきました


後祭り1番手はくじ取らず『橋弁慶山』

2番手、くじ取らず『北観音山』は…
烏丸御池西入ルで後方の山を待避中。
3番手は『黒主山』

4番手『浄妙山』

5番手『役行者山』

6番手はくじ取らず『南観音山』
コチラも後方の山を通すため室町御池で待機するためまさかの!北観音山と南観音山のコラボ〜


7番手『鈴鹿山』

8番手『八幡山』

9番手『鯉山』

そして大トリはくじ取らず『大船鉾』


コチラは後祭復活に合わせて山が復活する予定

合同する前の後祭り巡行経路は…
@ 三条通りを東へ
A 寺町通りを南へ
B 四条通りを西へ
山がようやく通れる三条や寺町を通っていたのはまさしく!地域の祭りの何よりの証拠。
現在では電線やアーケードで三条や寺町を巡行することは現実的ではありません。
計画では現在の巡行経路の反対周りを想定しているそうです

交通規制など様々にクリアする課題は多くありますが、神事の本来の姿へ戻すことは歓迎すべきコト

今後の動向を注目しましょ!
ラベル:祇園祭