2013年07月09日

吉田元所長死去。彼は再稼動申請についてどのように想ったのだろうか。

東京電力福島第1原発の事故発生時の所長で、約8カ月にわたって収束作業の陣頭指揮を執った吉田昌郎(よしだ・まさお)氏が9日午前11時32分、食道がんのため東京都内の病院で死去した。58歳だった。
※時事通信より

経験をもっと後世に伝えて欲しい。
福島の未来をもっと見守って欲しい。



振り返れば2011年4月27日放送、関西テレビで放送された『スーパーニュースアンカー』のコーナー「青山のニュースDEズバリ!」で取り上げられました。
『福島第一原発、青山が見た事故現場は…〜懸命の復旧作業が続く福島原発構内を青山が取材』
http://colorstrue.seesaa.net/article/198223672.html

あの時のVTRの感動は今でも忘れることが出来ません。


懸命に福島第一原発の収束へと向かう戦士達。
それを指揮し、テレビに訴えかける吉田所長。

消して予断を許さない状況下、放映されたあの映像で国民がどれほど安心感と期待感を覚えたのか。

事故当時の責任者として福島の復興に命をささげる固い意志。
さらに事故の教訓を後世に伝える義務。


故人がいかほどの悔しさで去られたのか、慮ることは出来ません。



ただただ、国民の一人として感謝の念と冥福を祈らずにいられません。

参議院選挙と原発再稼動の申請が行われる今日。
今この時、吉田所長の意見を拝聴したかったと強く想います。


改めて、

合掌


posted by ひとし at 23:21| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 想フコト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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