
街の代表的な駅

JR奈良線、玉水駅

京都と奈良を最速で結ぶ“みやこ路快速”の停車駅でもある玉水駅。
駅舎は昔ながらのポツンとした愛嬌のある駅です。
この玉水駅。
駅構内には二つの記念碑が建立されています

まず一つ目は…

『国鉄電化9000km達成記念碑』
1984年に設置。
JRの前身、国鉄が進めていた電化事業。
電化することで電車が走ることが可能になります。
ちなみに電車が走っていないところは気動車や列車が正しい呼び名です

奈良線は比較的遅い電化が行われました。
これは奈良線のライバル、近鉄が圧倒的なシェアを占めていたのが要因でしょう。
まぁーちょっと頑張りましょか〜
の電化だったのかな?
いえいえ

次に、二つ目…

『水難記念碑』
1982年建立。
1953年に発生した南山城水害。
駅南を流れる玉川が氾濫し、上流から流れ着いた巨石。
玉水駅の駅舎も流失するほどの大きな被害をもたらしました。
水害の恐ろしさを今に伝える貴重な記しです。
木津川右岸地域では水害を伝える碑を幾つか目にしました

今は穏やかな表情をしている川も時に暴れることもあります。
普段利用する駅や道で目にするのは自然と記憶となって、いざ!という時に呼び起こすことでしょう

玉水駅から京都府道70号上狛城陽線を北へ進みます。
田植えが終わり、水が一面に張られ鳥が飛ぶ、蛙が鳴く風景に心が落ち着き、湿度の高さも一時忘れます

奈良線と並行するように走る府道。
当然ながら次の駅が近づくと………

ん?どっちやねん!!!
小生はまっすぐ進むを選ぶと……
駅はありませんでした。
上の看板を見て、左に進むのが正しかったようです。。。
ややこしいわ
