
『唐招提寺』
759年(天平3年)、唐から招いた鑑真和尚が晩年過ごす為に造営されたお寺が唐招提寺です。
つまり、鑑真和尚の為のお寺!
1998年に古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録されました。
国宝・金堂。寄棟造、本瓦葺。
奈良時代に建立された金堂としては国内唯一の建物です。
御本尊、乾漆廬舎那仏坐像。
木心乾漆薬師如来立像、木心乾漆千手観音立像。
高さ3bから5bに及びます。
そのお姿を拝見すれば、何人も拝まずにいられません!
柔和な表情、救済の表情、未来へと。
仏のお姿は凛凛しくも恭しく、手を合わせるのみです

『鑑真和上御廟』
境内北東に鑑真和尚は眠られています。
長いとき経て、今ここに鑑真和尚と合える幸せはこの上ないことです!
周囲は堀が巡らされています。
美しく整備され、水面に映し出される周囲の木々の美しさがより映えています

大型連休中の特別公開は…
鑑真和尚の故郷、中国揚州の名花「瓊花」
甘〜い香りにほんのり気分です

奈良時代に建立された唐招提寺には現代も、その昔も魅了された人々が拝観されています。
若葉して
御目の雫吹ばや
松尾芭蕉の句標が建立されています。
「宝蔵」
大型連休中には教科書で有名な鑑真和上像は公開されず。
しかしながら、悠久の歴史を超えて今に伝える日本の文化。
我々のご先祖が守り伝えてきた素晴らしい文化は当然!世界に誇れるものです。
大型連休にのんびりと歴史に浸るのもまた、乙なもんです
