2013年03月11日

東日本大震災から二年、と想フ

東日本大震災から二年を迎えました。
あの衝撃は今も脳裏から離れません。

マグニチュード9.0.
最大深度7.
巨大津波。
東京電力福島第一原子力発電所事故。
亡くなった方1万5881人、行方不明の方2668人。


避難された方、その後苦で亡くなられた方もいらっしゃいます。


3月11日午後2時46分。
黙祷を被災地に奉げました。



東日本大震災から二年。
東京電力福島第一原子力発電所事故から始まった、原発停止。
電力供給不足に伴い、全国で節電の動きが広がりました。
計画停電は実施や予定表が配られました。



東日本大震災から二年。
未だに福島第一原発事故に伴う警戒区域は立ち入り禁止。
音が無く、闇の世界が広がっています。

その一方、福島第一原子力発電所の電力が送られていた首都圏。
さらに全国各地。
繁華街を始め“節電”は一時期に比べれば意識が薄まっているように感じます。
当然ながら小生も意識がやや薄まったように感じます。

全国の原発がほぼ停止した今、経済は動いています。
電気料金の値上げでも経済は動いています。
生活で電気をつけ、冷暖房をつけ、電気のある生活を享受しています。

安倍政権は原発再稼動を掲げています。
経済優先か、安全優先か。
野田政権時、首相官邸前の前の反原発運動のすさまじさは報道では少なくなりました。

大震災から原発事故から学んだこと、大切にしたいこと。
改めて考えます。



東日本大震災から二年。
人間は忘れることから出来るからこそ、前へ進めると聞きます。
忘却の彼方へ持っていくこと、もってはいけないこと。

国民の喉元は極端に短いのでしょうか。



東日本大震災から二年。
たかが二年、されど二年。

来年の今日、被災地の希望は叶えられているでしょうか。
来年の今日、全国各地の明るさは輝いているでしょうか。




合掌。


posted by ひとし at 22:42| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 想フコト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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