東日本大震災で津波被害を受けた被災地を訪れ、復興状況などの確認を行いました。
その中での一コマをNHKニュースで報道されていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130209/k10015411421000.html
岩手県陸前高田市。
津波被害を受けた市役所は今週、解体作業を開始するなど復旧復興が徐々に進んでいます。
その中で陸前高田市長が安倍首相に直訴。
「被災地では一日一日大変重たい。我々も一日早いという気持ちを首相始め皆さんに共有して欲しい。」
その返答に安倍首相は…
「努力しましょう。」
この時、安倍首相は陸前高田市内に目を向け、陸前高田市長に顔は向けるも身体全体を向けるではなく、一言で返答。
すぐに次の現場へと歩き出しました。
この映像をニュースで見ると…
安倍首相素っ気ないなー

このようなシーンは確実にニュース映像として放送される美味しい場面!
誠実さをPRする絶好のシーンをみすみす逃してしまうとは…
恐らく、時間的な制限はあるでしょう。
追悼施設に献花、様々な陳情等々多忙なのは大いに理解できます。
ただね!
ただね!
再登板し、どこの場面で映像として使われるのか首相自身も理解されているでしょう。
実に、惜しい

細かなトコを取り上げしてしまいましたが是非、東日本大震災からの復興復旧を堅実に実行して頂きたいと想います。
あと、一つ。
「アベノミクス」について軽く。
安倍首相が掲げる“三本の矢”
財政出動、金融緩和、成長戦略。
第二次安倍政権が樹立後、円安&株高と成果が如実に表れています。
景気高揚感が漂ってますねー。
ただ、コレには強かな計算が働いていると小生は想います。
それは…
“消費増税への布石”
野田内閣の最大の成果と良いでしょう。
消費増税法案を成立されました。
2014年4月に8%、2015年10月に10%へ引き上げられます。
但し、引き上げる際には直近の経済動向により柔軟に対応することを謳っています。
ココがミソ!
経済指標を考慮するのではあれば、半年前の段階で判断することが必要です。
その経済指標を好転させるにはいつ、どの段階で政策的に投資すれば効果があるのか?
今でしょう

ココで三本の矢を放ち、経済が上向きとなる。
それが指標となって現れるのが、およそ半年後と言われています。
消費増税を確実にしたい財務省的な思考から考えれば…
・絶妙なタイミングで解散。
・絶妙なタイミングで安倍政権。
・絶妙なタイミングでの政策実行。
いつかは上がる消費税。
いつかは上がって欲しい日本経済。
と、軽く想うのであります
