2013年02月05日

天井川探索隊@ 廃川となった天井川“旧草津川”

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国道1号線やJR東海道本線のトンネル。

何を潜っているのかと言えば…



 「天井川」



天井川とは大辞泉より…
堤防内に多量の土砂が堆積し、川床が付近の平野面より高くなった川。



川底に土砂が溜まります。
氾濫を防ぐために堤防の高さを上げます。
さらに、土砂が堆積します。
またまた、堤防の嵩上げをします。

を繰り返して誕生した天井川。

日本の代表的な例がココ“草津川”です。

水源は大津市の鶏冠山から北へ流れ、草津市に入り向きを北西、西に変えて琵琶湖へと注ぐ一級河川です。


その天井川・草津川を眺めようと堤防を駆け上がりましたくつ




するとひらめき


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むむむむかっ(怒り)



草津川の流れが無いっexclamation×2exclamation×2exclamation×2




冬だから枯れた?

川底の草の生い茂り具合が想像するに、長年流れていないような気がするーがく〜(落胆した顔)




河岸の道は綺麗に整備され、橋も存在!

天井川を潜るトンネルは現存!



何がどうなったのか!?



上流へ向かいますくつ



東海道新幹線、草津川橋梁下を見れば…


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右側は上流方向です。

草津川は完全に封鎖されてました目



おうパンチ
どないなってんの???



と、整備事業の看板を発見手(パー)



草津川は2002年7月、中流域から下流に掛けて草津川放水路が開削され天井川部分は廃川となりました。

これは人口が急増している草津市内。
天井川は一度氾濫すると甚大な被害を与えます。
氾濫を繰り返し、天井川を形成した経緯を考えると充分に考えられることです。
そこで堤防を強化し川底を掘削するか、新しい河川を切り開くかの防災対策が考えられ、費用面で新河川が開削されました。



いやぁ〜衝撃の事実でしたわーい(嬉しい顔)


天井川は貴重であり史跡と考えていましたが、危険性を孕んでいるコト。
防災面を考慮すれば当然の経緯です。しかし、ちょっと残念バッド(下向き矢印)


天井川の廃川部分は現在“旧草津川”と称され堤防には桜や秋桜など四季折々に散策する人達を楽しませているようです。
草津市民の憩いの場手(パー)

今後、どのように旧草津川を利用するのでしょう?

ちょっと小川のような流れを復活させて、船を運航しで楽しむ船

どうでしょう?




旧草津川には何本ものトンネルが掘削されています。

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JR東海道本線のトンネル。

現在のトンネルと東海道本線開通当初のトンネル規格の違いが見ることができます電車


明治時期に開通したトンネルは立派な煉瓦造り。
日本の幹線であり大動脈の東海道本線のトンネルなので重厚感があります。

このような貴重なトンネルを傷めないような利用を切に願います手(チョキ)




posted by ひとし at 21:30| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | エエとこ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月04日

甘酒&御神酒接待 〜下御霊神社・節分祭

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寺町通りを偶然に通り掛かると、鳥居前に多くの参拝客と自転車が連なってました。



 “下御霊神社・節分祭”



いかにも地域のお祭りのように家族連れの方が多く参拝されていました。

地元の方かな?神社の法被の方はあちこち、笑顔で挨拶し穏やかに会話を楽しんでる風景が見られます。



下御霊神社の節分祭は午後5時から午後8時まで。
今年から1時間早まっているとの案内です。

午後6時と7時には参拝者に対して一斉厄除祈祷が行われます。


さらに、境内では振る舞いのわーい(嬉しい顔)



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 “甘酒”の無料接待るんるん





そして!



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 “御神酒”の無料接待るんるんるんるん




どうも小生、御神酒の匂いに誘われる性のようですハートたち(複数ハート)



ふふわーい(嬉しい顔)升酒のエエ香りが鼻腔に抜けますわーい(嬉しい顔)



境内3ヶ所で火が焚かれ徐々に幻想的な雰囲気へ。




偶然にも地元密着の節分祭を堪能し、胃も満足し帰路に着きました◎




posted by ひとし at 18:22| 京都 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社・寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月03日

鬼やらい&鬼おどり 〜吉田神社&廬山寺

節分です手(パー)

節分と言ったら“吉田さんの節分”


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 「吉田神社・節分祭」



京都市内で一番!と言ってもいいでしょう!
多数の参拝客でごった返すお祭りです。

節分の前夜祭である2月2日は邪気を祓う神事「追儺式」が行われました。


日中から境内には鬼さんが登場!
今年は土日に節分祭が重なった為なのか?鬼さんがいつもの倍!6匹登場して参拝客に大サービス手(チョキ)

本番は午後6時から。
本殿周辺は大混雑のため、参道で鬼さんを待機しましたわーい(嬉しい顔)




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“怒りや悲しみ、苦悩”を表現する赤鬼、青鬼、黄鬼手(パー)



方相氏に追いつめられ、本殿から山へと逃げる途中の鬼さん達。

なんとかレンジャーのようにやっぱり先頭を切るのは赤なんですねー!
謎です…



さぁ!鬼が近づいてくる!!!

と、参道では声で判明しますひらめき




それは…



鬼を見た…




子供達の阿鼻叫喚っあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)




あちこちで

ギャーーーーーーーーーっ!!!!!!!

言うことを聞きますっ!言うことを聞きますっ!



と、徐々に小生のトコロへ阿鼻叫喚の波が近づいてくるんですねーわーい(嬉しい顔)

今も昔も変わらない吉田の節分の風景です手(チョキ)





そして、もう一つ!変わらない風景とは…

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本殿手前に設置された数々の商品が福当たりする
“平成25年 節分祭 厄除福豆 賞品ご協賛商社一覧”の品々。


定番は…

あー!あれいいなー!

あー!あれ欲しいなー!

あー!あれはちょっと…


と、皆さん好き勝手に言い放題。
そしてこの御豆さんを買ってしまいます。


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 「抽選券付き厄除福豆」


1つ200円。
数に限りはありますが、明日(4日)正午まで境内で授与されます。







続いて、鬼巡りをもう一つ手(パー)


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 「廬山天台講寺」


通称・廬山寺。
京都御所、梨木神社のすぐ東側に建ちます。
その昔、紫式部の邸宅跡としても知られています手(チョキ)



コチラでは2月3日「追儺式鬼法楽次第」が行われます。

通称・鬼おどり。


午後3時。
法螺貝と太鼓の合図で鬼が登場exclamation


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松明と宝剣を持った赤鬼。

大斧を持った青鬼。

大槌を持った黒鬼。



これらが本堂へ侵入!!!!!!

修法の妨げを行うも、護摩供の秘法、追儺師の邪気払いの法弓などで退散!


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最後には紅白の餅と豆を投げて門外へ去る行事です。



特設舞台に登場する鬼はややメタボっぽい!?

合図ともに華麗に登場し、退散時にも踊るようとユーモアたっぷりわーい(嬉しい顔)


ただ境内がさほど広くないためすし詰め状態!
鬼を一目見て帰る人など、すし詰めの中に若干の流動があり、それがどこかに皺と大混雑と…
家族連れで来られる方は相当の覚悟が必要です。



午後4時頃。
鬼が退散した後、豆撒きが行われます。

鬼を退散させた餅と豆が特設舞台から撒かれますレストラン



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豆さんゲットわーい(嬉しい顔)



やや甘めのコーティングに豆が急に顔を出してきます。

餅や豆の取り合いで、最後の最後に盛り上がりますグッド(上向き矢印)



今日の京都市内は晴れ
節分祭で市内各地の寺社を巡ろう!?と数多くの人を見掛けました。

明日から暦の上では春。
数え年も一つ重ね、新たな気持ちでスタートしましょ手(チョキ)



posted by ひとし at 21:28| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社・寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月01日

“時の旅人”像 〜東海道と中山道が交わる街・草津追分

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東海道五十三次、江戸から52番目の宿場町「草津宿」


同じ東京・日本橋を起点とする中山道が合流するトコがココなんです手(パー)



気付けばマンホールにも目



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一番の上の写真では…
・左手が中山道・米原方面へ。
・右手が東海道・鈴鹿峠方面へ。
・手前が東海道と中山道が合流し京都方面へ。

江戸時代で言えば、草津宿追分が日本国中の中で江戸以外において一番の“追分”と言っていいでしょうわーい(嬉しい顔)



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“道標”と“高札場”も古の風景を今に伝えています。


まぁ〜だけど、昔の人は歩いて全国各地を往来していたと想像するだけで“偉大である”と感じざる得ません。




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コチラは追分から中山道方面。


天井川である旧草津川を抜けるトンネルが整備されたのは1886年(明治19年)。

と、言えば昔は当然天井川を越えて追分に至ったことでしょう。




さて手(パー)

往来が激しかった江戸時代には無かったモノを発見!




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 “時の旅人”



追分南東側・市民センター前に飾られている不思議な彫刻手(パー)


女性がモデルかな?

ステンレスの棒を引っ張り合ってます。


数々の人々が行き交った様子を時間を超えて表現されたでしょうかひらめき



作品は1998年に完成。

時の旅人の一員もちょいと惹き付けられる一時でしたわーい(嬉しい顔)




ラベル:滋賀県草津市
posted by ひとし at 21:39| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | エエとこ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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