名神高速道路


日本で初めて開通した区間は名神高速道路、滋賀・栗東インターから兵庫・尼崎インターまでの区間約71`。
1963年(昭和38年)のコトでした。
今の名神高速道路はその当時のまま、物流の大動脈として多くの車が行き交っています。
大阪・吹田インターから京都南インターまでは片側3車線。
京都南インターから瀬田東までは山々を縫うように造られているので拡張できず、片側2車線で使用されています。
その大動脈!
大型公共事業の証!
高速道路は高架や盛り土で造られ、当然のことながら他の道路との平面交差は避けられ、高速で通行できる環境が整っています。
その高架区間

あのコンクリート道路を中に浮かすためにはそれ相応の土台が必要である!
当然のことでしょう

しかしながら、京都市内の名神高速道路を支える柱は…

えっ

こんなに細くていいの


イメージとしては太くて立派な支柱が等間隔に整然と並ぶ!ですが…
市内では細くてひ弱!?な板が短い間隔で並んでいるんです

コレは東海道新幹線でも例外なくやや細目の支柱が並ぶ区間があるんです。
他人事ですが、大丈夫ですか?と、尋ねたくなります

小生の奥底にある記憶では、この細い柱は
京都の景観に配慮したため

と覚えています。
太くて立派な支柱より細い支柱の方がスマートに見え、景観を邪魔しないそうです。
視覚的な問題ですが、一枚の写真を見ていただくと理解できるのではないでしょうか

近代的な建造物にまでも配慮願う、文化的都市・京都の話題でした

ラベル:高速道路