

『第18回京都国際子ども映画祭』
へ、行ってきました

子どもによる運営で子どもが選ぶ・京都国際子ども映画祭です。
長編3作品、短編アニメ特集7作品の中からそれぞれグランプリが選ばれます。
その中で一つの短編映画『663114』

平林勇監督。2011年、CGアニメ。
第62回ベルリン国際映画祭審査員特別賞受賞作品。
戦後66年を土の中で過ごした蝉が地震、津波、原発事故に伴う放射線を浴びるもその土地を愛し再び66年後を迎える蝉です。
『663114』
66…戦後66年目、広島・長崎に原爆が投下されてから66年。
311…東日本大震災の日。
4…東京電力福島第一原子力発電所で事故を起こした4基。
題名の数字は意味を持っていますが、ただの数字と言えば数字。
この無機質さ。
さらに蝉が脱皮するためひたすら登っていくその姿。
様々な障害に負けず、ただ生き抜くため。
それが日本の底力なのかな。
一方で被災地以外の人々はそれを美化し過ぎ、その悲惨さを忘れていないだろうか。
機会があればご覧下さい

ラベル:映画