

床一面にユニークな!?ちょっと怖い!?バッタもんが130体以上展示されています。
さらに壁にもバッタもんが展示方法、大きさも変化して登場しています!
この展示はズバリ!バッタではなく、「バッタもん」の展示。

企画者の岡本光博氏が2010年、ブランドバックを解体して作成した作品『バッタもん』を展示。
しかし、ルイ・ヴィトン社のクレームにより、会期中に撤去されました。
つまりは、ルイヴィトンのバックを題材に芸術を表現したのですが、様々な権利意識で収縮。コレに危機感と同時に芸術の役割を提示するために「バッタもんのバッタもん」プロジェクトを開始。
一匹でも多く仲間を増やすために“型紙”を公開。
堀川三条西入、ギャラリー「ARTISLONG」で22日まで開催。
ギャラリー内には800体の小さなバッタもんが壁に展示。顔が浮き上がる作品があったり

バッタもんが何で作られているのか?
興味津々に床の一匹一匹のバッタもんを凝視

・阪神タイガースグッズ
・広島カープグッズ
・着物の端切れ
・東日本大震災の新聞記事をフィルムで
・ダンボール
・リラックマのタオル
・包装紙
などなど様々な物から一般的な花柄などの生地からバッタもんが増殖しています。

様々な生地から生まれるため、中には…
・浮世絵で描かれた人の顔がバッタもんの顔に
・CHANELのロゴがバッタもんの紋様に
・デニム生地でシュッとした感じのバッタもん
・ビーズで光り輝くバッタもん
まぁ〜とにかく様々なバッタもんが大増殖

ユーモア溢れる空間には、一種異様に感じる人もいれば、自由の象徴とも感じるかも

小生はイベントの由来を知らずに拝見しましたが、一歩踏み入れた瞬間にこの自由過ぎる空間にココロ踊る想いがしました

バッタもん大量発生はまだまだ続きそうです

『バッタもんのバッタもん』
開催期間:4月22日(日曜)まで
会場:ギャラリー「ARTISLONG」(堀川三条西入)
時間:正午から午後7時まで(最終日は午後5時まで)
入場は無料。