2012年03月22日

謎の…“壁面博物館”

三条通りを進んでいると道端にこんな案内板を発見exclamation



3.22 A.jpg


 『壁面博物館』



さらに、


「ご自由にお入り下さい」




気になり&入場無料ならとりあえず〜的にお入りしてみましょう手(パー)



場所は三条東洞院北東角に聳え立つ“中京郵便局”

この郵便局内にどうやら壁面博物館はあるらしい。


三条通りは弊ブログで何度かご紹介していますが、明治から大正時代には京都のメインストリートでした。
日本の大動脈・東海道の起終点である三条大橋から東へ中心部に至る通り。
明治から大正期に建築された日本銀行京都支店や毎日新聞、日本生命、そして郵便局。
赤レンガの建物やモルタル調など、美しい外観を要した当時としては最先端の建物が建ち並びました。

現在のメインストリートが四条通りや烏丸通りに移転。結果的に当時の建物が壊されずに残され、今日では別の用途で再生し、三条通りを再び活気付ける建物として光を放っていますひらめき


そのうちの一つ、中京郵便局は現在も変わらず活躍中。

その中に特設スペースを設置し、立派な壁面博物館が完成しているのでしょう!


東洞院通り側から自動扉を入るとATMが2台。


変わらず。


夜間窓口付近のほんの小さなスペース辺りかな?と、目を向けると何もナシ。


では、郵便局内メインスペースの方向へ行くも…


変わらず。


三条通り側・最も東側の出入り口まで行くも…


変わらず。



どこだ?



戻ると…



あっexclamation


郵便局の壁面に写真を展示している箇所を発見exclamation×2



中京郵便局内、西側の壁面を利用して1978年(昭和53年)に完了した改築当時の写真を展示。

もともとは1902年(明治35年)に完成。
外壁は当時のままの赤レンガ作りのルネサンス様式。
設計は逓信省ですが、京都の近代化建築を代表する一つとして数えられています。

古い写真のほか、改築時に出土した平安時代の埋蔵物も展示。


興味深く拝見しましたが、、、


特に仕切られているわけでもなく、

郵便局内なので一般に利用される方が通られるので、


ちょっと気まずい感じがたっぷり手(パー)



壁面を展示する壁面博物館。

壁の写真を展示する壁面博物館。

文化博物館に対抗する!?壁面博物館。


もうちょっと気合いが欲しいですグッド(上向き矢印)


コンセプトは最高ですから〜



良かったら中京郵便局を利用するついでにどうぞ〜手(パー)




posted by ひとし at 18:09| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 史跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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