2012年03月03日

生き仏!? 瀬戸内寂聴師・青空説法

3月3日は端午の節句。
『3』は陽数が重なりひじょ〜におめでたいとされる重陽の一つです晴れ

そこで「三十三間堂・春桃会」へ行ってきました手(パー)

午前9時から午後4時まで境内は無料開放。
大勢の参拝客で賑わっていました。


春桃会。小生、目当てがありました手(チョキ)


会場はお堂前庭。午後1時です。

3. 3 A.jpg


 「青空説法会場」


老若男女問わず、デートの一つとして来ているカップルも多数発見!


午後1時過ぎにお堂からご登場ですexclamation×2



3. 3 B.jpg


 瀬戸内寂聴師!!!!



杖をついての登場ですが、いつもの笑顔にみな拍手〜手(パー)


いつもの瀬戸内寂聴さんの声が境内に響き渡ります耳

挨拶に続いて「私は90歳なんですよ〜」

と、軽くおっしゃいますが、参拝客はビックリ!!!


笑って!いいともの観客のように「えぇ〜〜!!!」

すると、師は笑顔にわーい(嬉しい顔)


私は80歳を過ぎて自分の年齢を言うようにしてるんです。

その言葉を聞きたくてね♪



とてもキュートな一言に会場全体が和やかな雰囲気にわーい(嬉しい顔)

瀬戸内寂聴師は2010年11月に背骨の圧迫骨折で療養されていたそうです。
お医者さんからは通常は3ヶ月ほど完治しますが、“年なので”半年ほど療養するように。とのこと。

“年なので”を面と向かって言われるとね〜と笑顔でさらり☆



その療養中に東日本大震災が発生し津波、福島第一原発事故に居ても立っても居られずリハビリを開始して被災地へ向かわれたそうです。


師は…



震災で犠牲になった方、生き延びた方。

これは生まれたときから「定命」定められた命が決まっている。

生き延びた方は、まだまだ命が残っているからこそ生きよとの定めである、と。


命は定まっているからこそ一日一日、どのように過ごすのか。

戦後、日本は拝金主義に成り下がってしまった。

心の幸福をもう一度見つめ直さなければなりません。



ココで仏教用語に「笑顔施(わがんせ)」という言葉がありますわーい(嬉しい顔)
と。

常に笑顔で生活することで、周囲にもエエ笑顔が伝染します。

くよくよ日常を送るよりも、ニコニコしていれば心が豊かになり、周囲にも伝わるはずです。

いつもしかめっ面の方の周囲には笑顔がないはず。

笑顔で暮らすことで光明を見出します。



もうすぐ東日本大震災から1年。

一度機会があれば東北へ行って下さい。

何よりも東日本大震災、被災者の方を忘れないようにしてください。




3. 3 C.jpg


師は足腰がまだ完全ではなく、長距離の移動にはまだ容易ではないとおっしゃってました。

しかしながら、約60分の青空説法では杖を使わず、ずっと立ち続け、参拝に来られた方々にユニークに御説法されました。

90歳になってもなお活躍続ける大先輩に敬意の念を覚えずにいられませんわーい(嬉しい顔)



我々が今、出来ることは「笑顔施」

笑顔で暮らすことわーい(嬉しい顔)

笑顔で歩くことわーい(嬉しい顔)


師の最高の笑顔に手を合わせ最高の時間に感謝です。



ラベル:瀬戸内寂聴
posted by ひとし at 19:23| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 想フコト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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