2012年02月07日

ダム探訪C 轟音の鳴瀑 〜るり渓

地図愛好家は専ら“妄想”を抱くことひらめき

名前は知っていても、訪れたことがない地域がほとんどです。

近くへ行きたいTV



本日は…


2. 7 D.jpg


南丹市『るり渓』



またもやダム!?


そうなんです手(パー)1942年(昭和17年)に完成したダムによって生まれた『通天湖』
由来は天にも届かんばかりの所にある湖。

ここはるり渓の上部に位置し、湖はボートや釣りなどが楽しめる場所に。
さらにるり渓温泉やゴルフ場と奥座敷な場所にありながら気軽にレジャーが楽しめる場所です。


話しを戻してそもそも“るり渓”とは…

るり渓一帯はもともと「滑(なめら)」と呼ばれ、江戸時代・丹波園部藩主がよく探勝したといわれています。
明治時代には地元・船井郡長が宝石が散りばめられている渓谷の美しさから“瑠璃渓”と命名し今日に至りますぴかぴか(新しい)

地元の要望から渓谷最深部にダムは作られましたが、渓谷自体はその昔の原型を今に留めていますわーい(嬉しい顔)


2. 7 E.jpg

通天湖から溢れ出る園部川。
ダムの高さは12.5b。


落差によって水のカーテンが出現グッド(上向き矢印)

今朝までの大雨の影響でいつもより水量は多めかな?
流れ落ちる水音は渓谷の主人公を主張しているかのようです。


2. 7 C.jpg

ココから約4qほど花崗岩や石英粗面岩による渓谷の演出の始まり〜手(チョキ)

自由自在に変化する流れや滝、色、水しぶき。


川沿いには遊歩道が整備され「るり渓十二勝」として紹介されています。



ただっどんっ(衝撃)
車道からは見えず…

川の流れる音しか味わえません…




そして、るり渓下部に構えるのは“日本の音風景100選”に選ばれている…


2. 7 A.jpg


『鳴瀑』


滝の裏側が空洞になっているため、水量以上の共鳴。

増水のため滝壺周辺は水の大音量!!!

ただ、騒音ではなく心地よささえ感じますわーい(嬉しい顔)


水の流れる音はどこか人を和ませる効果があるのでしょうわーい(嬉しい顔)




るり渓へはバスで行くことが可能ですが、1日数本のみ!

ドライブがてらに行くことをオススメします。


ただしかし!
車道からの斜面にはゴミが多数。
るり渓下部あたりには廃屋が多数。
2. 7 B.jpg
るり渓温泉周辺はゴルフ場や山の切り崩しなど風景として残念な箇所が多いです。

環境を考える場所であるかも知れません。

「宝石が散りばめられたようだ」と言われた全体の風景復活を小生は望みます。



ラベル:南丹市
posted by ひとし at 20:51| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | エエとこ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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