2012年3月17日にJRグループでダイヤ改正が行われます

衝撃的であり、納得の発表が行われました。

『寝台特急“日本海”と夜行急行“きたぐに” 廃止』
寝台特急日本海は大阪と青森を1日1往復結んでいます。
夜行急行きたぐには大阪と新潟を1日1往復運行しています。
いずれも関西と北陸、東北日本海側を結ぶルートで、数多くのお客さんを運んできました。
日本海は登場して60年余り、寝台特急として40年余りです。
青函トンネルが開通した当時、函館まで延長した時期もあり盛況な時代もありました。
しかしながら近年、寝台特急=ブルートレインは消滅方向へ。。。
東京や関西発着の九州方面へは全廃。
そして今回の日本海廃止で関西発着のブルートレインは全滅となります。
この決断は断腸の想いがあったでしょう。
ただ

利用されない列車が消えることは至極当然

ボランティアで運行する列車はありません。
さらに寝台特急は寝台券を含めてかなり高額である一方、昭和時代に造られた老朽化が目立つ車両かつ値段に合わないプライバシーが確保されない設備。
ニーズに合わないブルートレインであることは鉄道ファンから見ても理解できます

“速さ”を追い求めるには負け組の寝台特急。
今後、夜行列車はどのように向かうのでしょう…
トワイライトエクスプレスやカシオペアの豪華設備を持つ寝台特急のようなリゾート気分を味わうモノしか生きる道はないのかと………
夜のホーム佇まいに立つあの姿

鉄道を感じる瞬間だと想います。
ビジネスマンにも支持される夜行列車の復活、全盛期よ再び!と祈るばかりです
