この自転車に対して悪者キャンペーンが展開されているようで違和感ありません?
12月1日京都新聞電子版にて…
■「ピスト」運転、京都府内初の赤切符 府警、5人に■
競技用自転車「ピスト」などブレーキのない自転車で公道を走ったとして京都府警は1日、京都市右京区の飲食店員男性(29)ら5人に対し、道路交通法違反の疑いで、刑事処分の対象になる交通切符(赤切符)を交付した。
府警は1日から、歩行者に危害を加える恐れのあるブレーキのない自転車と酒酔い運転に即、赤切符を切ることにし、同日未明から検問などを実施した。
京都府警は先月末に12月から「警告!」ではなく「一発アウト

赤切符の対象が…
@ ブレーキの無い自転車「ピスト」など制動装置不良自転車
A 酒酔い運転
B 信号無視
C 一時不停止
D 通行禁止
E 二人乗り
F 無灯火
@とAは警告なしに即、赤切符=罰金。
BからFは指導や警告を無視した場合、即、赤切符=罰金に処す方針です。
エコで小回りが利き、通勤通学に運動に良いとしてここ最近、利用者が急増している自転車。
東日本大震災時、首都圏では交通機関が麻痺する一方、自転車利用者はスムーズに移動できた実績もあります。
また、ツーリングもテレビで特集され愛好家も増えています。
しかしながら一方で利用者が増えることでマナー違反や事故が増えているコトも報道されています。
夏以降、ピストによる芸能人に対して罰金を科し“見せしめ”を警察は行いました。
さらにニュース番組の特集やワイドショーで自転車の危険性と題して組まれることが急激に増えました。
コレは警察の策略か?
罰金を科し、警察予算の新たな源泉を確保か?
と、やや穿った見方をしてしまいます。
いや!待てよ。
エコだ!運動に良い!と、キャンペーンを貼り自転車利用者を増やす。
ただ、自転車には自家用車のような取得税やガソリン税など税金が確保できません。
車の保有台数が減るなか、新たな財源を考える。
あっ!自転車だ!
取得税は反発を招く。なら、警察に委ねて罰金で財源確保ダァーーーっ!
やっぱり

いずれにせよ自転車のマナー違反は確かに目を覆わん状態です。
車道を逆送する。
ライトを点けない。
飛び出す。
フラフラした運転。
今でもドライブしていると危険性を感じることが稀にあります。
ならば、即!罰金などを行わず意識改革をまず行うべきでしょう!
さらに、自転車が走りやすい環境を整える。
違法駐車の取り締まりや路上パーキングの撤去などなど。。。
自転車は市民にとって気軽ではある一方、中途半端な存在

車の信号機を見るのか、歩行者用信号機を見るのか。
コレを理解していない方もまだまだ多いはず。
自転車に乗車する際に詳しい勉強をしましたか?
阿吽の呼吸が実態ではないでしょうか?
即!罰金はいまいち腑に落ちないのが小生の意見です

自転車をどのように位置づけているのか。
ただ単に頭ごなしの方針は、反発を招き、不公平感が漂うことでしょう。
京都府警管轄内、今月は恐らく週末を中心に検問を行う可能性が非常に高いでしょう。
酒酔い運転を中心に河原町や木屋町界隈と大学周辺。
川端通りなど逃げられない道は狙い目でしょうか。
さらに、大通りは重点的に行うのではないでしょうか。
おまけ…
常日頃の自転車の検問で警察は自ら名乗ろうとしません。
必ず、相手の名前確認を行ってから聴取に応じましょう。
もしかすると、制服マニアかもしれませんからね。
気をつけましょう

と、キャンペーンを貼る小生でした。
ラベル:自転車