
どでかい

『大根炊き』へ行ってきました


見て



厚さ3aから4aほどの大きな大根が3つ!
さらに、油揚げが1つ!
朝から催されているので、よ〜く染み込んだ大根です

昆布や鰹の出汁、醤油で煮込んで作られています。
この日用意されたのは約5,000本。もちろん祈祷済みの大根です。

ほくほく!あつあつ!
しかし、大根3つを侮っては行けない!
油揚げで口の中がリセットされるも、大人でも大根3つは裕に満腹

大根と油揚げしかないので正直、やや飽きることをお許し下さい。
その際、境内には京都名物の菓子や漬け物が販売されています。
また、毎年訪れているベテランの方はおにぎりやご飯を持参で召し上がっておられる方も!!!
ちょい参考程度まで

毎年12月7日と8日は千本釈迦堂の『大根炊き』です


全国のニュースや新聞でも紹介される二十四節気の一つ・大雪、恒例のイベントです。
釈迦が悟りを開いたとされる「成道会」の12月8日。
鎌倉時代後期、慈禅上人が大根を切り、梵字を記して魔よけとして振る舞った故事に因んだ行事です。
この大根を食すと諸病除けとされて多くの参拝客で賑わいます。
また、千本釈迦堂もエエとこ

千本釈迦堂は正式名称・大報恩寺。
鎌倉時代初期1227年に奥州藤原氏3代当主・秀衡の孫・義空によって創建されました。
ココの本堂(釈迦堂)は洛中で唯一の建物なんです

それは…
11年に渡って京都を戦場に起きた・応仁の乱で焼失することなく、創建当時の風情を今に伝えています。
洛中最古の仏堂建築物で国宝に指定されています。

本堂の柱を見ると、応仁の乱で傷付けられたと伝わる跡が見られます

あと、なぜ“千本”が付くのか?
その又昔、当時の境内は広く東側は千本まで有していたことから名付けられたとされています。
鎌倉の世から伝わる貴重な文化財を味わう価値は充分にありますよ〜
『千本釈迦堂・大根炊き』
毎年12月7日と8日
時間:午前10時から午後4時まで
一杯1,000円
また大根炊きは千本釈迦堂以外でも行われています。
・11月22日と23日 覚勝院
・12月第1日曜日 三宝寺
・12月7日と8日 千本釈迦堂
・12月9日と10日 了徳寺
着々と冬へ、お正月へと進んでいます
