■福島第1原発2号機で放射性キセノンを検出■
東京電力が1日発表し、「小さな臨界」の可能性に言及。
しかしながら細野原発担当相は「自発的な核分裂」を発表し、データは安定していると会見。
東京電力は「臨界がなかった」と修正し会見。
なんのこっちゃ?
この政府と東京電力の相容れない内容の会見は国民に当然ながら不信感を与えます。
思い出しましょう。
東日本大震災発生直後、政府や東京電力は「炉心融解」の可能性について…
「ありえない」
から
「炉心融解が起きている可能性あり」
原発に否定的や悲観的な原発の専門家からは当初から指摘されていたお話し。
コレを事故発生から半年ほどで発表する卑劣さ。
この国はやっぱり隠す。
これが改めて植え付けられた瞬間です。
年金や癒着、不正から国家的な詭弁の自衛隊まで。
国民を肝心なトコロで騙す政府の対応は、未曾有な東日本大震災でも政権交代しても行われました。
「福島第一原発は決して安定した状態ではない。」
油断できない状態であるのでしょう。
作業されている方には本当に頭が下がります。
そして、政府与党内も含め論争になっているのが…
■TTP交渉参加の是非■
TTP、環太平洋連携協定について連日、推進派と反対派との間で喧喧諤諤、議論が与党内プロジェクトチームを始め与野党議員も発信しています。
反対派には農協を始め医師会などにも波及し、反対を訴えています。
一方で経済界や野田首相を始め閣僚、与党幹部は推進派で発信しつづけています。
反対派いずれも口々に言います。
「TTPに関する情報公開が少なすぎる。」
テレビ、新聞が様々に報じていますが、討論番組などを視聴してもいまいち理解出来ません。
小生が感じたコトは…
・環太平洋と言いながらも有力国である中国や韓国、メキシコ、カナダは不参加。
・経済力から考えるとアメリカが大半を占め、次にオーストラリア。あとは小規模な国のみ。
・農協のぬるま湯体制維持しか見えない反対の声
・開国論や鎖国論以上に、政府自体が国民に見える形で説明していない。
「説明」とは…「ある事柄が、よくわかるように述べること」
説明不足、説明責任などなど言葉が溢れますが、
説明しましょう

不利なことまで説明するのが、説明を果たしたと言います。
不信感ある政府でも決して投げ出してはいけないコト。
そして、国民も投げ出さず言いつづけるコト。
「説明して下さい
