

叡山電車・宝ヶ池駅。
出町柳から八瀬と鞍馬を結ぶ小さな電車、叡山電鉄。
八瀬方面と鞍馬方面への分岐点となるのがココ、宝ヶ池駅です


八瀬方面発着が@番線、A番線。
鞍馬方面発着がB番線、C番線。
3つのホームに4本の線路が敷設で3面4線の駅と言います。
それだけ?
まあまあ


宝ヶ池C番線です。
鞍馬方面へホームの先端部分が高さがガクン!と低くなり、草がボーボー状態

おのずとホームの低い部分は現在、使われていないことがわかります

そう!
いつまで使われていたのか?
1955年(昭和30年)まで使われていました。
では、なぜ低いのか?
それは…
叡山電車の線路に京都市電が乗り入れていたのです



市電が東山通を通り、元田中駅から乗り入れ宝ヶ池駅まで直通してました。
なんのため??
それは…
宝ヶ池駅近く、宝ヶ池こどもの楽園。
1949年から1958年の間、市営競輪場が開設されていました。
市内各地から利便性を確保すべく、乗り入れていました。
乗り入れが廃止され半世紀以上。
まだ遺産が残っている宝ヶ池駅

貴重な文化遺産と言ってもエエでしょう


宝ヶ池駅の美しい鉄路とポイントでした
