2011年09月26日

御土居にある神社

豊臣秀吉時代に造られた京の都をぐるりと囲んだ“御土居”

以前、上賀茂に現存する御土居をご紹介しました。

今回はまたもう一つ、今に残る御土居をご紹介です手(パー)



9.26 A.jpg

 『市五郎大明神』



西大路御池から北東、コナミスポーツ西大路御池真裏に鎮座されています。


伏見稲荷のような千本鳥居をくぐると…


9.26 B.jpg


鬱蒼とした木々の中に狐様に護られた本殿を望みます。


明治23年に創祀。

御祭神は市五郎大明神、市助稲荷大明神。


比較的若い神社と言えるでしょう。



さてさて、御土居とどのように関係しているのかと言うと…





ココ、市五郎大明神境内全体が御土居なんですexclamation×2



9.26C.jpg


市街地、住宅地にこんもりとした丘のような、雑木林のような、それが正真正銘“御土居”ですわーい(嬉しい顔)



由来によると大正時代に市立商業学校建設の際、御土居を取り壊して行われていました。

神社近くまで工事が及んだとき、事故が相次いだそうです。


当時の現場の判断か、工事関係者の陳情か工事は中止となり結果として神社境内の御土居が残ったとの経緯です。




科学では説明できないことが多々あるもんですね〜


八百万の神様てなことでしょうか。ココを守りなさい、伝え残しなさいのお達しだったのでしょうか?



その恩恵が今、生きている我々が享受できます手(パー)




ひらめきひらめきさてさて、市五郎大明神へ参拝されるときの注意点が一つありますひらめきひらめき


小生、二度目の参拝です。

いずれも…



「蚊が多いっふらふら



ヤブ蚊が中心で、ほんの数分でもあちこち刺されます…

くれぐれも御注意下さい。

本当にかゆいです…




神聖な蚊を要する市五郎大明神。

一度、参拝下さいませわーい(嬉しい顔)


posted by ひとし at 22:43| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社・寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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