夜空には一ヶ月に一度のお楽しみ、満月が今宵も光り輝いています

中秋の名月は各神社、寺で名月を愛でる神事・行事が執り行われます。
小生、今回は上賀茂神社へ参拝です

上賀茂神社では午後5時30分から一の鳥居と二の鳥居の間、馬場殿を中心に『賀茂観月祭』が行われます。

参道から東にある馬場殿の奥には、祭りが行われている間に日が沈み、満月の光りが境内を照らし出す“はず”です。
しかし夕方5時頃、上賀茂近くは雲天

本殿から宮司さんや氏子さんらが馬場殿に登られ神事が開始です。
丁寧な司会進行の下、芝生に集まった参拝客にもお祓いやお祈りとスムーズに進みます。
今、何の神事が行われているのか?とても理解しやすく、好感が持てました

上賀茂神社御祭神・賀茂別雷大神や午後6時から行われる芸能の部に合わせて、芸能の神様、大田神社・天鈿女命が馬場殿に神主の拝礼により来られ、お参りします。
祝詞を奏上し、再びお帰り頂きます。
賀茂観月祭が無事、滞り無く進むこと、名月を愛でることが出来ますように

神事が終わり、ココで一つポイント

賀茂観月祭では「月見団子」と「にごり酒」が無料で振る舞われます。
それに先立ち、月見団子の整理券配布(先着300人)が必要で配られるんです。
花より団子

整理券を頂こうと長蛇の列。300人は余裕があるも、全てが配られた模様でした。
この間に午後6時からは賀茂観月祭第二部・芸能の部「フォークソング演奏奉納」へ準備中。
馬場殿に4つのアーティストが登場して中秋の名月を愛でながら、素敵な音楽に浸ります

関島英樹
大阪城(だいはんじょう)ジャグバンド
FMトルコ
澤田好宏

徐々に日が沈むも雲天のまま。。。
が



FMトルコ登場のときに雲の隙間から名月が恥ずかしさから解放されて見えました



って!FMトルコ、メンバー3人のうち2人が以前、紹介した「くろじん↑」のメンバーやん!にビックリ

マヤ氏の豊かで温かい声に雲が負けたのか、月が勇気を持ったのか

まさしく、中秋の名月を愛でる。
その昔の人は一際明るい秋の夜長をそれぞれ楽しく過ごしていたのでしょう

現代は現代で現代の自慢は出来ます!

午後7時30分過ぎに演奏奉納は終了。
あとは先ほどの長蛇の列が復活!
「花より団子」なお時間です。

亀屋良長「月見団子」

増田徳兵衛商店「にごり酒」
ちなみに、にごり酒は盃で頂くため整理券は不要です。
秋の虫の響きと白い月光の下、皆さんは舌鼓で合唱してました

まだこの時間でも!中秋の名月を愛でることができますよ〜

悲しみのない自由な空で輝く中秋の名月です
