
各バス会社は運賃収入以外に広告収入などにも力を入れているのはご存じの通りです。
バス自体に広告を載せたり…
さらに、バス一台丸ごと広告ラッピングと…
コレは京都の景観にそぐわないと制限されるまで。。。必死です。
そしてココ数年展開されているのがバス停を利用した広告媒体です。

大阪市内の広告付きバス停。
シュッした都会的なバス停です。
周りの風景と雰囲気としてピッタリ!
このバス停に停車するバスの本数は関係なく…
@この周辺に関して車の交通量が多いか
A人がよく通るか
いかに宣伝するのか、よく考えられています。
また、この外観のバス停は他都市でも見られます。
一方、京都では…

焦げ茶で格子戸をイメージした広告付きバス停。京都流です

このバス停はバス会社が管理するのではなく、広告会社が管理する方式を採用しています。
バス停を維持・管理するだけでも膨大なコストを要しているそうです。
この管理コストより広告収入を上回るなんて、よう考えられたシステムです。。。
京都市内では河原町通り沿いや烏丸通り、西大路通りとやはり交通量が多い地域に設置されています。
そう

先日、京都の広告付きバス停をデザインを考案した方と偶然にもお話しする機会がありました

京都の景観に合致するタイプのバス停デザインはなかなか誕生しなかったそうです。
アイデアに煮詰まるとその方はぶらぶらと市内を散策されるそうです。
偶然、相国寺境内を歩き、そこでしばらく滞在していると…
「あっ

と、閃いたのが“格子戸”をデザインに取り入れること。
色は信号機などにも採用されている焦げ茶。
コレは“木”の温かさが遠目でも感じられ好感が持てますね〜

いやぁ〜自分がデザインしたモノがどんどん増えているって自慢できますね〜
さらにバスファンとして羨ましい限りと崇めますわっ

今後、このタイプのバス停を京都市では400ほど増やすとのコトです

ラベル:バス停