1945年8月9日 午前11時2分。
原爆の日を迎えました。
今年は東京電力・福島第一原子力発電所事故に伴い、「あの悲劇を二度と起こさない」誓いは放射能、被爆は再び日本を襲いました。
昨年の原爆の日、一年後このような大災害に見舞われ、原発事故と誰が想像したことでしょう。
昨年はアメリカやイギリス、フランスの核保有国が平和記念式典に初めて参列したニュースが駆けめぐりました。
広島に投下した犯人・アメリカが参列した意義が報道されました。
もし大震災と原発事故が無ければ、今年もこの話題が注目を浴びていたことでしょう。
しかしながら、些細な一国のプライドより日本、いや世界のエネルギー政策の根本を転機になったことは否定できません。
「資源が少ない国」として教育により洗脳されてきたこの言葉。
戦後、石炭から石油依存へ変化した日本。
石炭は自国で生産可能が、石油はほぼ完全輸入体質へ。
さらに鉄の生産もほぼ完全輸入。
日本は海外に依存しなければならない!体質であることは教育通りです。
戦後66年。
これだけ長期間を経れば、技術は進歩し、経済も復興。
常に時代は流れています。
今、注目されている資源が日本近海に大量に眠っています。
・メタンハイドレート
・レアアース
メタンハイドレートとは…
「ガスハイドレートの一種。大陸棚斜面の海底下数百メートルのところやシベリア・アラスカの永久凍土中など低温・高圧の場所で、水分子とメタン分子とが結合してシャーベット状になった化合物。メタンは天然ガスの主成分」
つまりは、燃える氷!
レアアースとは…
「周期表3(A)族であるスカンジウム・イットリウムおよびランタノイド15元素を合わせた17元素の総称。単体は一般に灰色または銀白色の金属」
こちらは携帯電話や電子機器に必要であり、中国がほぼ独占し値段が高騰し問題になっています。
ここ最近、東大の研究グループが太平洋の広い範囲で確認できた!とのニュースは全世界を駆けめぐり自国生産への期待が高まっています。
メタンハイドレートやレアアースに関しては続々と、様々な夢のある話しから現実の話しへと変化する機会にまた記事にしましょう。
つまり、資源が少ない国だから原子力を進めよう!
は、もう幻想であることを自覚すべきでしょう。
原子力に関する勢力が強く、利権も絡み進まなかったのが、原発事故という大きな代償のもと進むことを期待します。
コレに必要なのはズバリ!強い政治力。
どのような日本にしたいのか!
具体的な中長期計画のもとに!
と、言っても今の菅内閣には厳しいでしょうね…
直近の自らの延命しか図れず、個人の意見しか発せない内閣総理大臣ですから。
こちらも大きな代償のもと、新しい強い政治勢力で邁進して欲しいと強く想フ2011年8月6日です。