四条室町から北にある旧・明倫小学校跡地にある京都芸術センターへ行ってきました


※ホームページより引用
今日(13日)まで開催されていた…
『パフォーミング・アーツにおける「デザイン」-宣伝美術と舞台美術』
こちらKYOTO EXPERIMENT2011プレ企画part1と開催です。
舞台美術と宣伝美術、つまりはデザインに焦点を充てたユニークな企画です。
何気なしに見るポスターのデザイン。
劇やライブステージで見る大道具さんの熱い力による舞台演出。
まさしく人が人によって作り上げた作品の一つです

展示方法は京都芸術センターのフリースペースを使って行われました。
展示室中央、縦3つに大きなスクリーンを設けて、出展21人の今までの作品を映像で流し続ける演出です

ベテランから若手まで、時には見たことのあるポスターが登場したり、心打たれる舞台演出や強烈に印象付けるポスターがあったり。
出展した21人は…
東學/188
池田ともゆき
大庭佑子
cursor
木村三晴
京
黒田武志
サカイヒロト
相模友士郎
清水俊洋
杉原邦生
杉山至
長田佳代子
納谷衣美
西田聖
西本卓也
原田愛
原田祐馬
Marble.co
松本久木
丸山ともき
このうち東學氏のデザイン。
劇団☆新感線やそとばこまちのチラシ、PARCO劇場などのプロデュース公演、劇団EXILEまで手がける大ベテランさん。
作品が流れると…
さんまさんが舞台をされる時のポスターもこの方が何度も演出。
流れる映像に、思わず釘付け

どれも力強く、心を鷲掴み、その宣伝するステージの楽しさや行ってみたい!と感じざるえません。
個々人の映像は最初と最後に名前が出るのですが、冒頭を失念し最後に名前をチェック。
経験され今なお、活躍される理由がスッと理解できたかのように想います

もう一人、鷲掴みされたのが西本卓也氏。
1977年広島・因島出身。
大阪市立大学から劇団カオス。そこで舞台美術に感銘され小劇場をメインに活躍されているとか。。。
彼が生み出す舞台芸術はストレートにその表情を作り上げているように感じました。
冒頭、異質な感じかなと過ぎったのもつかの間、なぜか心に落ち着きと納得が芽生えます。
なぜだろう?
感覚的なコトが大部分…同じ境遇なのか舞台全体のスタイルがただ単純に好きだったのか…
もちろん作り込まれている作品もあります。
ただ、それがシンプルのように感じます

どこかでご覧になれば、またどなたか感想を聞きたいです

日頃、舞台を見ない小生にとって異質でありながらも、ただその舞台だけを見る展示は強烈な新鮮さを覚えました。
演者がいない舞台だけを見て歩きたいな〜とさえ感じました

(ある意味許されないコトですが…)
その美術を作り上げる一つの車輪として存在する宣伝&舞台芸術の方々。
作り上げるその手は、まさしく職人であると強く実感したイベントでした
