4月20日以降の第一日曜日に神輿が氏子地域に繰り出す神幸祭を「おいで」
21日目の日曜日に還幸祭「おかえり」が行われます。
神輿は松尾七社の七基。
午前10時に境内を出発。
松尾・桂を通り、お昼過ぎに桂大橋付近で桂川を渡ります。
そして、西七条御旅所や川勝寺と郡の末社に至り駐輦されます。
そう

御神輿が桂川を次々と渡る「船渡御」です

場所は桂離宮入り口付近の桂川右岸から桂大橋東詰までの斜め横断

今日は雷雨のため約1時間遅れで船渡御が開始!
まず月読社の唐櫃。

御神輿最初の船渡御は“四之社”
桂大橋周辺の人達はめっちゃ注目!どのようにして桂川を渡るのか?
神輿を担いで泳ぐ?
どうする??

右岸到着し桂川へ入水。
差し上げしています。
すると…

御神輿の下に船が差し入れられます。
担ぎ手は別の船で渡ります


船頭さん?の手によってゆっくり“Sの字”を描くように左岸へ向かいます。

左岸の浅瀬にて担ぎ手が川へ入水し、再び御神輿を担ぎ上げ河原斎場へ辿り着きます。
つづいて“衣手社”


僭越ながら桂大橋から眺めてみました。
次に“三宮社”
荒天からお日さまが戻ってきたので、写真撮影も好調






担ぎ手は船で移動中も「ほいっと!ほいっと!」の掛け声と合いの手。
船が到着する前にはより大きな声で掛け声も!
そして、再び差し上げられるときは観衆から拍手と歓声!
その後、桂大橋の下を通り抜ける際には桂大橋を一時的に通行止めを行います。
“宗像社”

“櫟谷社”

“大宮社”

全ての御神輿が船渡御を終えて桂大橋東詰南側の河原に集合し「河原斎場祭」が執り行われます。
七社集まるのは松尾大社とココ、河原斎場祭だけ!

これほど多くの御神輿を一度に見られる姿は荘厳そのものです!
このあと各御旅所や末社へ夕方から夜に掛けて到着します。
今年のお祭りはどこも国家安泰を強く願っていることでしょう。
一日も早い復興と安全確保を願うばかりです
