14日から15日朝に架けて西日本の太平洋側から首都圏と雪が降り、平野部でも積雪を観測し交通機関が乱れました。
中国・四国地方では午前中から、関西ではお昼過ぎ、首都圏では夕方過ぎから雪が降り始めました。
和歌山市では27年ぶりに積雪5aを観測、東京都心でも2a観測しました。
北海道や東北・北陸と雪国にお住まいの方であれば「それぐらいの雪で何を言ってる?」と、お叱りを受けそうなニュースです。
「いや、そのニュースは我々の地域とは関係ないこと!」と感じる人もいらっしゃったことでしょう。
14日日中や夕方のニュースでは…
全国ニュースではそれほど重要な項目ではなく、「西日本平野部で積雪」ぐらいの扱い。
夜の全国ニュースでは「NHKニュースウォッチ9」ではトップ項目でお天気カメラの中継映像とともに「首都圏で雪が降っています!」とどれだけ大きなニュースなのかを報道。
一夜明け朝から夜までどこかの局にて全国ニューストップ項目で「首都圏で積雪。交通機関に乱れ、ケガ相次ぐ」
ちょい待て

“全国”ニュースで首都圏エリアでの積雪を報道する必要があるの?と、ツッコミを入れたくなります。
“首都圏”ニュースでトップ項目では理解できますよ!
どこの高速道路が通行止めで、交通機関の乱れを報道し、各地の表情を伝える。
“首都圏”でのニュースでは妥当な扱いでしょう。
これが代わって関西で大雪と仮定しましょう。
事実、大晦日に京都では大雪が降りました。関西各地では高速道路や鉄道関係に大きな乱れが生じましたが、全国ニュースで扱われましたか?
「列島に寒波。京都・金閣寺に雪が積もり美しい雪景色が!」
これぐらい!
“関西”のニュースでは各地の被害の様子が報道され、立派に果たしていました。
これはこれで妥当!
なのに

たかが日本の一地域、たまたま首都圏で降った雪です。
首都圏以外で見ている視聴者はどのように感じたことでしょう?
雪国からは首都圏の人はちょっと降ったぐらいで…
情けなさのPR?
南国からは首都圏でも雪が降って…
で、何?
今夜の「報道ステーション」では凍結の怖さについて詳しく報道。
いやいや!日本列島は今シーズン大雪が各地で観測され、それぐらいの対応と報道はすでにしていると思いますが…
テレビ局のキー局が東京にあるからだけで、東京偏重の過剰さを痛感するコトにいらだちさえ感じます。
加えて言うならば東京都知事選挙について。
4月の統一地方選挙で、さらに国政にも影響を来す都知事選挙ですが、都民以外にはさほど大きな関心事ではないと想います。
いわば対岸の火事みたいなモンですよ!
対岸はよく見てますよ。
ただ!
ただ!
全国ニュースでは全国的にもっと重要な出来事の順番があるはず!
どうも「東京=全国」と勘違いしているのでしょうね。。。
ココまで書き記すと首都圏の人は首都圏以外の出来事に疎くなっているような感じさえします。
首都圏以外にも多くの事件・事故があり、季節の催しもありと豊富に話題が存在します。
情報過疎になりつつある首都圏と言っても過言ではないでしょう。
ん?過剰すぎたかな?
これからは「全国のニュース」ではなく、
「東京(から)のニュース」と頭に置いて視聴するようにしましょう

ラベル:ニュース