
古門前通りから東へ、華頂道と名を代えて神宮道と交わる交差点です。
昔から通る度に「邪魔ちゃうの〜?」「何〜?」と感じながらもマジマジと見なかったトコ。

中央には星のような、置き石のように保存されています


石碑には『瓜生石』
地上にうっすら顔を出している石。
何人も踏んだ踏み絵のようにも見えます

囲われているコトは相当重要な石なのでしょう!
で、瓜生石は知恩院のサイト「知恩院の七不思議」にて紹介

黒門への登り口の路上にある大きな石は、知恩院が建立される前からあるといわれ、周囲に石柵をめぐらしてあります。
この石には、誰も植えたおぼえもないのにこの石から瓜のつるが伸び、花が咲いて、瓜があおあおと実ったという説と、八坂神社の牛頭天王が瓜生山に降臨し、後再びこの石に来現し一夜のうちに瓜が生え実ったという説とが伝えられています。また石を掘ると、二条城までつづく抜け道があるとか、隕石が落ちた場所であるとか、様々な話が言い伝えられている不思議な石です。
1175年に建立された知恩院なので、平安時代から存在するらしい石。
また、八坂神社は社伝によると平安京遷都以前の656年に創祀されたとか。
牛頭天王は祇園精舎の守護神であられ、八坂神社の御祭神として祀られています。
祇園祭では牛頭天王を神輿に祀り、氏子地域を巡る、ちょいと馴染みある神様です。
瓜生石に表れていれば、移動も撤去も出来ませんね〜
罰が当たる!
工事関係者がケガをする!
などの言い伝えはよく聞きます

また、八坂神社の神紋は“五瓜に唐花紋”であり、“瓜”が重要視されていることがよく理解できます

また他の文献では牛頭天王は近くの粟田神社に移られたとの説も。
粟田神社は八坂神社グループ。
粟田神社の粟田祭りは一時、祇園祭が催せない時には代行の役目も果たしていた由緒ある神社です。
※2010年10月11日に粟田祭の記事があります。
何気ない石ですが、史跡であることは間違いナシ!
しかし

