


六波羅蜜寺。
12月13日から31日まで毎日午後4時から本堂で行われている『空也踊躍念仏』を拝見へ

別名“かくれ念仏”や“踊り念仏”と称されています。
京都に疫病が流行、救済を求めるため開山・空也上人が始めた踊りです。
先代住職が一般公開されるまで鐘の音だけが流れていることから“かくれ念仏”と言われたのでしょう。
さてさて午後4時。
住職さんの説明から始まります。
踊り念仏の由来などを解説、念仏後の参拝についてなどなど。。。
住職を含め3人の僧侶で厳修が始まります。
般若心経を唱えたあと、いよいよ“踊り”が開始

3人が御本尊の前で長方形を描くようにお辞儀するように頭を上下しながら唱え回ります。
歩き回りながら念仏を唱える姿は新鮮に映ります

さらに!!!
次は頭を下げたと思いきやのけぞるように上半身を思いっきり反ります。
こちらも唱えながら御本尊の前を何周か回ります。
鐘を“カンカンカン”と大きく叩きながらとても愉快に映ります

盛り上がったときに



3人の僧侶の方が突然、奥へスタスタスタ…と。
念仏終了〜

えっ!?と思いますが、コレは弾圧されていた頃、念仏をすぐに終了できるようにと考案されたものです。
ちと、現代のヒップホップのように念仏が楽しく聞こえます。
“唱える”とは歌を唱える!コトなのですね〜

念仏終了後は御本尊前まで進み出て、最後にご住職から“御守護”を授かります。
いやぁ〜エエとこへ参りました。
一年の反省と汚れを取り払い、来年向けての願いを込められた“踊り念仏”
お参りする価値、充分にアリです

『空也踊躍念仏』
時間:12月31日まで
※但し12月31日は非公開
時間:午後4時から30分間
拝観料は無料です!