この気温が続くと紅葉は真っ盛りへ一層近付くことでしょう。
今、見頃は高雄だそうです。
ただ、交通手段としてはバスかマイカーが中心。
どうも行きにくい&渋滞するので敬遠気味。。。
なので、そのちょい北へ向かうことに


北区杉阪『道風神社』
府道31号西陣杉阪線、車一台がようやく通れる道をひたすら北へ。
若狭街道の一つとして栄え、夜景や茶屋、名水で有名な京見峠をさらに北へ向かいます。
小さな集落が見え、川のせせらぎが聞こえると、鮮やかな朱色の橋が架かっているのが目に飛び込んできます。
その橋こそ!道風神社への参道です。
道風神社は今から約千年前に創建。
御祭神は小野道風。道風公は平安時代中期に活躍した書家、能筆家。
ここ杉阪で湧き出る雲水を所望し、境内にあった明王寺に業を修めたことにより祀られました。

北山杉に囲まれた境内は日中でもやや薄暗く感じます。
針葉樹の緑色に紅葉した赤や黄が映えて見えます。

「積翠池」
小野道風公がここの水を用いて書の道を追求されたとか。
その謂われから「この水を汲んで硯の水に用いると書道が上達すると云われている」との案内板が掲げられています。

コケに覆われた参道。川のせせらぎ音。
参拝している間に2度のみ通った車の音。
一瞬にして音に敏感になる身体は安定感を求めているのでしょうか?
なぁ〜んてね


杉阪の集落を千年以上も見守ってきた道風神社。
「時空を超えて同じ場所に立つ楽しさ」
コレは寺社や史跡を訪れないと感じられません!
だから、あちこち行くのです

『道風神社』
所在地;京都市北区杉阪道風町
交通:JRバス「杉阪口」から徒歩30分以上
車であれば鷹峯から約15分から20分。杉阪口から約10分ほどで車1台駐車できます。