
「大垣書店グループ 第16回納涼会」に行ってきました

大垣書店グループが決算前に合わせて出版社、取引先、そして従業員とで決算前の報告や表彰式、懇親会を兼ねて行われます。
第一部では出席者は着席し「ごあいさつの会・表彰式」
第二部では立食バイキングの「懇親会」です。
午後6時。大宴会場・朱雀の間に椅子がずらっと並び、約400人ほどが着席。
冒頭、社長の挨拶。
今年度の決算は増収増益の見込み。出版業界が厳しい中、既存店ベースでも増収を確保できたこと、各出版社への謝意。
来年度へ向けての見込み・目標を発表。
さらに、注目の発言は「地方書店が生き抜く道」への説明。
京都を代表する書店が今、取り組めること。今、打つべき手をまだ確実ではないものの光明が見えたかな…と。
続いて、専務が部門別の詳細な決算見込み報告と来年度の目標を発表。
やや社長が詳しく発表した手前、専務若干話せず!?

そして、大垣書店で年間販売した書籍『各部門別ナンバー1』を発表

うる覚えですが…
・『ミシュランガイド京都・大阪 RESTAURANTS&HOTELS 2010 日本語版』
・『リーフ6月号』
などなど。
出版業界ではお互いに表彰し合っているようで、ミシュランガイドでは大垣書店の販売担当者が全国ベスト10のうち2つ占めて表彰したとのことです。
発表時には、東京や大阪から来られた各出版社の方がどの本が売れているのかを頻りにメモにとっておられました。
他社のことはやっぱり!気になりますね〜
お互いが切磋琢磨、協力し盛り上げようと努力されているのがひしひしと伝わります

約50分ほどの第一部は業界の喜怒哀楽が体験でき充実の時間でした!
続いて、第二部は大宴会場・春秋の間を利用しての懇親会です


たん熊北店のお寿司やホテル特製サイコロステーキを始め美味しそうな料理がズラリ

瓶ビールや生ビール、ワイン、ソフトドリンクも多数用意されています。
立食バイキングでは各社の名刺交換(小生は全く関係なしですが…)、
今年度の取り組みを映像で紹介、
各出版社から書店各店舗への表彰やがんばりま賞も!
徐々に砕けて身内が盛り上がる!?懇親会へ和やかな雰囲気で進みました

電子書籍が登場し、紙の出版物は右肩下がりだそうです。
電子書籍は登場が予想されたこと。さらに、エエとこもあるでしょう。
一方で、著作権などの問題も発生します。
また、紙媒体もエエとこと問題と表裏一体。
小生はどっちがどうとは深く知らないので一概に言えません。
手帳と電子手帳ではどうでしょう?
辞書と電子辞書ではどうでしょう?
デジタルはアナログの不便さをカバーすべく生まれる。
一方で、人間はアナログの不便さをどこか望んでいるかのように感じます。
ゆえにデジタルはアナログを越すことはないのでは?とも想います。
あと、今後の本屋の在り方についてリーフの担当者がこのようなことをおっしゃってました。
「先日、ビル2階にある大垣書店四条店を利用し、ビル前を通りました。
ふと2階を見上げると本屋の椅子に腰掛けて本を読んでいる風景がエエなぁ〜と感じました。
さらに、外国人の方が椅子に腰掛けて読んでいる姿に新鮮さを感じました。
そこで!コレやっ!!!!
東京では本屋で腰掛けて読んでいる姿は自然だが、ようやく京都までも。
そして、外国人の方がいる。
本屋はサービス業であり、買わない人でも良い!
まず!人が集まり賑やかな本屋であることを!
何も買わずに、自然といつの間にか本屋に足を向ける〜そんな本屋がこれからの本屋ではないでしょうか?」