

『きょう・せい』展。
西京区大枝から移転、開館記念の市立芸大サテライトギャラリー。
『きょう・せい』展は入場無料

堀川御池北東角には西京区大枝から堀川音楽学校が来春移転予定でその一角にギャラリーが一足早くオープンしました。
ギャラリーは京町家風で外観に格子窓が採用され、街の風情を大切にしている建物です。
この『きょう・せい』展は…
市立芸大卒業生・修了生を中心としたグループ展で、第1期と第2期にテーマを分けて開催します。
第1期は「きょう・せい」を多様な「共生」ととらえ、様々な関係を認め合い、共に未来を生き抜く術としての芸術のあり方を提案します。
また、第2期では「きょう・せい」を「京都」に「棲む」ととらえ、日々の暮らしに限りなく近いところで、新しい気付きや発見を表現します。
「共に生きる」「共に棲む」「京に生きる」「京に棲む」という複数の意味をはらんだ「きょう・せい」展をどうぞお楽しみください。
現在は第2期の展示が行われています。
出品作家は…芦田尚美、今村遼佑、岡田真希人、西上翔平、東明、藤井良子、前川紘士、水田寛、芳木麻里絵。(敬称略)
油絵、磁器、織物、電気スタンド、ビニール袋等々表現に使われるモノは多種多様!
「限りなく近いところを表現する」がテーマ。
小生は一見、バラバラに見えてしまいました。
しかし、このテーマを今一度、噛みしめて展示作品を鑑賞すると、どのように作家が表現していくのか、一気に腑に落ちました。
身近でありながら空間をダイナミックに表現している点は、常に前進する“芸術”の新しいステージを鑑賞できたのかなと小生は感じました

※あくまで素人の意見なのであしからず!
『きょう・せい』展、第2期
5月30日(日曜)まで
開館時間:午前11時から午後7時まで
休館日:月曜日