
降り立ちました


『平城遷都1300年祭』
4月24日から11月7日まで平城宮跡で行われている盛大なイベント。
連日大勢の方で賑わっている!
いや

「奈良は奈良時代以来の大賑わい!」
との見出しは間違いなし

小生も何度と足を運んでいる奈良がこれほどの!あれほどの!人と車で溢れているのは初体験。
お正月とお盆と各種休みを一気に来た!は、このようなことを言うんでしょう

大和西大寺駅から徒歩または無料シャトルバスで会場へ。。。いや、野原へ向かいます。
様々な記念祭のなかで特異なのが『平城遷都1300年祭』
このようなイベントは大概パビリオンが乱立する(今で言う上海万博のような)なか、広大な平城宮跡の公園をそのまま目一杯に利用し、いにしえの地を歩み体験する。
時代を反映したもう一つの博覧会を『平城遷都1300年祭』提唱したのではないでしょうか?
では

今回のメイン会場へ!いざ!行かん


数時間待ちが当たり前?
いやいや!朝一番の午前9時から10時台までは比較的流れよく、ゆっくり鑑賞できます


『大極殿』
天皇が即位や儀式に使われた建物です。
今回、復原には様々な労苦があったもようですが、外観内部ともに圧巻の一言。
これだけの建物が奈良時代の御世に人力で創られた偉大さに敬服します

それに『大極殿』の達筆さはエエです。注目です!!!
大極殿内部は撮影OK!(※フラッシュはダメ)

「高御座」の展示。
この中の椅子には時の天皇しか座ることは許されませんでした。
高御座から見た情景はどのようだったのでしょう?
貴族がひれ伏し、朱雀門へと通じる路からは民衆の声が聞こえていたでしょうか?
その時、時の権力者・天皇はどのような想いで国政に取り組んでいたのか?
想像が巡り巡る一方です

この大極殿屋根に乗っているモノが内部にでかでかと展示してます


金のシャチホコ!
…ではなく、『鴟尾(しび)』
屋根の両端につける鴟尾は平城宮大極殿や恭仁宮大極殿と出土してませんが、当時格式の高い建物には通常設置されていました。
ゆえに設置していなかったとは“考えにくく”、さらに鴟尾は金属で作成、溶かされて再利用されたため残らなかったのでは?との推測です。
小生はちょい微妙。当時の格式では一番上位。一番上位であるからこそ他のモノが無かったのでは?と、疑ってしまいます

それはさておいて


鴟尾の中に入ってみたい!!!!!
…との衝動を抑えつつ、妄想と感動を。。。
広さ120fにおよぶ敷地。
『平城遷都1300年祭』で感じたこと!
・日陰が少ない!
→暑い日には特に注意!帽子と飲み物を忘れずに

・移動手段は徒歩か自転車!
→日頃、歩いてない人にはキツイかな?レンタサイクルがオススメ

・大極殿や歴史資料館へは朝一番か夕方が比較的空いている!
→日中は単純に人の流れが多い。特に資料館は夕方オススメとスタッフの方が

・大和西大寺駅から大極殿へ直行の場合は徒歩がオススメ!
→大和西大寺駅から徒歩か無料バスがありますが、バスターミナルから会場へは踏切がネック!資料館へはバス、大極殿へは徒歩と目的地によってルートを考えて下さい

・近鉄を利用するなら「せんとくん平城京1日電車乗車券」がオススメ!
→関西各私鉄から1日乗車券を発売。奈良市内のフリー区間が設定されお得


これから暑くなりますが、体調管理には十分注意して楽しんでください

小生は「また!行きたい!!!」とマジです

古の都で“楽習”しましょう
