まさしくその言葉通りの一日に、市内は観光客でごった返しです。
一方で強風、いや暴風気味の鳩山政権と与党・民主党。
時事通信の世論調査で20%の支持率まで低下した今、どのようにすれば回復するのか?また、参議院議員選挙は?
「五月政変」と、各メディアで叫ばれています。
鳩山首相の米軍普天間基地移設の期限が五月末。
加えて、検察審議会で不起訴判断にも関わらず一切説明は無し。
さらに、小沢民主党幹事長の検察審議会の起訴相当による影響。
これらから鳩山内閣総辞職や小沢民主党幹事長の進退問題などが“あり得る”とされる五月です。
一年前を思い出してみましょう。
衆議院議員総選挙が行われ安定多数の議席を獲得した8月30日。
選挙結果により「政権交代」が実現したのが9月16日。
民主党圧勝の流れの一つの所以が一年前、五月に行われました。
それが、当時の小沢代表辞任表明が5月11日。
昨年3月に公設第一秘書が逮捕され、民主党支持率が一気に降下。
小沢代表の進退が注目され続け、党が動揺。
衆議院議員任期満了まで残り3ヶ月の絶好のタイミングで辞任表明で代表交代。
代表選挙で各メディアの注目の末、鳩山代表を選出。小沢氏を幹事長に指名し選挙対策が功を奏し圧勝へ。
民主党内部事情としても「五月」が一つのキーになったことは間違いないでしょう。
で!
「五月」です。
現状、非常に厳しい状態であることは否定できません。
では、どのようにすれば政権は上昇気流へ安定するのでしょう?
ここからは不謹慎なことをあえて承知でこの連休、いや五月中に起きれば乗り越えられるでしょう。
本当に我ながら不謹慎だと思います。
何よりも支持率低下の最大要因は、
A.普天間基地
B.政治とカネ
この二つでしょう。それに起因するのは、
・鳩山首相の歯痒い姿勢
コレに尽きると考えます。
で、具体的な考えとして次のように考えられます。
ただ@以外はウルトラCです。
@ 小沢幹事長を呼び出し、パフォーマンスとして更迭する。
有り触れています。ただ後任幹事長の人選次第で支持率は向上するでしょう。さらに、官房長官の更迭を組み合わせるとさらに良いでしょう。
小泉政権時代、田中真紀子外相を更迭。支持率が大幅に降下しました。
しかし、安倍晋三氏を党幹事長に目玉人事を為すことで支持率の大幅な低下は防げました。これは、当時の自民党人事では有り得ない人事で“昔の自民党的”人事を否定したパフォーマンスにマスコミ、さらに国民は踊らされた結果と言えるでしょう。
では、後任幹事長や官房長官に目玉は民主党内に存在するでしょうか?
ここが!厳しい!!!
例えば、事業仕分けで注目を浴びた蓮舫参議議員を官房長官に起用。
党幹事長には明確に次期首相候補と宣言したうえで細野副幹事長(山本モナさんと不倫した人)や岡田外相。宣言せずには渡部元衆議院副議長でも面白いでしょう。
官房長官には官房副長官、党幹事長には副幹事長と周囲を固めれば問題は無いはずです。
完全にマスコミ向け、国民向けであることを優先していることには否めません。
A ここにきて!普天間基地を海外に完全移転
マニフェスト通りに『米軍普天間基地を完全に国外移転へ!』
支持率を回復する上で最大にして最高の解決方法はコレしかありません。
安保条約上、さらに米軍の戦略上許容範囲か否かは各メディアが報道しているとおりです。
ただ「政権交代」という言葉を今一度思い出して下さい。
この言葉は今までも政策を否定し、新たに作り上げることを意味します。
昨年までの自民長期政権の政策を否定し、民主党の政策の基に進める。
これは国民が選んだ結果だと言えます。
ここで問題だったのが鳩山首相が期限を区切ってしまったこと、さらにこの期限を念押ししたこと。
短期間で今までの長期政権が行ったことを一から作り上げることは至難。
政府・与党・官僚を総動員して行うことをどこかで歯車が狂ったのでしょう。
連立与党の一つ・社民党が北マリアナ諸島への移転を提言しています。現状での国外移転の有力候補はココでしょうね。
まぁ五月末の期限ではウルトラCです。
連立与党内で力がある方が動いている様子がほぼ伝えられないので…
ココからが不謹慎です。
B 鳩山首相の沖縄訪問で不測の事態が…
鳩山首相が4日、沖縄を訪問します。
先日の9万人集会では全てを乗り越えて県民が一致団結した様子が報道されました。
沖縄と本土とでは我々が想像している以上に認識の差があることは間違いないです。
東京で様々に議論していても所詮、机上。
その鳩山首相が沖縄訪問時に不測の事態が起きれば…
政権たらい回しの批判回避、後任首相による内閣・役員一新、同情票…
これ以上は止めておきます。
いずれにせよ中長期戦略を今一度立て直す必要がある鳩山政権。
『素直に謝ることは謝る』
この姿勢は大切にして頂きたいと改めて想います。
国民は現状を見つめ直し、どのような姿勢を示すのか注目しましょう。
小生がさらに想うこと。普天間基地に関して、在沖米軍基地に関しての問題解決には小生コレしかないのではないかと。
『沖縄県が日本から独立する』
または、
『外交・自治権を得た沖縄県(州)の設立』
残念ながら本土は本土の理論で行っているようにしか見えません。
沖縄が沖縄自身について決める…戦後長らく経ても解決できない本土を見限る時でしょうか?
独立論はまた機会があれば…