
なので、東寺弘法さんへ


弘法大師空海が入定された835年3月21日。
毎月21日には御影堂で報恩感謝の法要のほか、回向法要、八幡宮護摩供などが行われます。

毎月21日は縁日で境内全域“弘法市”とのつながりになります。
縁日とは神仏がこの世と“縁”を持つ日とされており、この日に参詣すると大きな功得があるそうです。
弘法さんの歴史は古く毎月開催されるのは1239年以降と!!!
境内の有料部分以外に約1,200店から1,300店ほどが出店し20万人ほどが訪れる一大イベントです

露店は…和菓子、漬け物、京野菜、各地の名産品、着物、洋服、靴、掛け軸、アクセサリー、小物等々
さらには、たこ焼きやたい焼き、焼きそばなど縁日の定番までも所狭しと並んで“てんやわんや”状態です。
参拝客もご年輩の方からすぐ近くのアノ学校の生徒、さらには海外の方と色とりどり

小生は弘法さんが自分のキャパを越えてしまい、何を買い求めるより「混乱した」が正直な受け取りです

さて本日、4月21日にしか公開しない場所に行きたかったのがもう一つの目的でした


『灌頂院閼伽井』の公開。
東寺境内南西角に位置する灌頂院。
4月21日のみ灌頂院北門を開き、閼伽井に掛けた絵馬を公開します。
絵馬は弘法大師の筆とも言われ、龍神の描いたものが井戸の底から出てくるそうです。
絵馬の体躯により経済の成長や農作物の豊作を占い、向かって左から一昨年、今年、昨年を表します。
例えば、馬の顔が長いのは前期に雨が長いや胴が太いのは中頃に日照りが少ないなどと言われているそうです。
今でも昔でも“占い”を気に掛けるのは変わらないみたいですねー

東寺に参拝したなら間近から見なければならないでしょう

有料拝観500円を納め「いざ!行かん」

新幹線で「京都に帰ってきた!」と、実感する建物。
高速道路でも京都南インターから市内へ「京都に着いた!」と、感激する建物。
『東寺・五重塔』

高さ55b。木造建築物として日本一!!!
東寺五重塔の高さと佛教大学近く千本北大路交差点とは同じ高さと昔からよく聞きます

間近から見上げると「圧巻」の一言。
建築当時の人も見た五重塔を今日、小生も眺められる。
恐らく、五重塔を眺めた感覚は今も昔も変わらないでしょう。
同じ建築物を見られる幸せはこの上ないです

まだまだ奥深い!?
奥の奥がある街。それが京都という街かな…