『パイプオルガン ミニコンサート』の立て看板を発見

しかも!
「入場無料。お気軽にお入り下さい。」
〜と。これは行かなければなりません

場所は…
「日本基督教団 東梅田教会」
あら?
東梅田周辺は長年歩いているにもかかわらず、知りませんでした

重厚な大きな扉を開け、いざ会場へ!
会場はなんと

「3階礼拝堂」
日頃、足を踏み入れることのない教会!礼拝堂!
若干、戸惑いながらも「お気軽に〜」との立て看板を信じて3階へ突撃

すでにパイプオルガンの音色が3階フロアーを優しく包んでいました。
再び、重厚な扉を開けると…

マジで!礼拝堂です。(当たり前です

お昼休み時間帯でのコンサートでサラリーマンや近所(!?)の主婦の方などが音色を全身で受け取るべく、じっくりと聞いておられました。
パイプオルガンミニコンサートとは…
午後のひととき美しいパイプオルガンの音色に耳をかたむけませんか?
日本オルガニスト協会関西支部のご協力によって毎週月曜日12:20から30分間開かれています。
天上まで12メートルあるレンガ造りの礼拝堂でのパイプオルガンの響きをお聞き下さい。
2010年1月からは《繰り返す〜変わり行くものと変わらないもの〜フーガ》シリーズでお届けします。
1月18日 演奏者:田中千夏
《バッハ ヴァイマール時代のフーガ》
プレリュードフーガ ハ短調 BWV546
フーガ(コレッリの主題に基づく) ロ短調? BWV579
トリオ「主イエス・キリスト、われらに眼を向けたまえ」 BWV655

目を閉じると、幾重にも表現された音色はまるで天から鮮やかな光りが教会へ差し込んでいるかのように感じます。
荘厳と優しさが教会で聴く我々を癒しているのではないでしょうか

梅田に繋がる大通りの横とは思えない、都会の喧噪から一時昼休みに過ごす会社員の方はズバリ!賢者だと思います。
演奏終了後、教会の方が「興味のある方は是非、パイプオルガンを間近に体験下さい」と

はっはっは



目の前で見るパイプオルガンは鍵盤が多くこらまた驚き

上段、下段の手鍵盤、足鍵盤。
さらに、上段の手鍵盤の上部にはボタンのようなモノが!
これを引いたり押したりすると、一つの音を鳴らしていても高低が変わる!パイプに風が入ることで変化するそうな

(説明を受けましたが、全く知識無く間違っていたらごめんなさい。)
色々説明を受けていると…
「座って体験しませんか?」
なぬっ!!!!
「ありがとうございます!」
で、ピアノの未経験者の小生が見様見真似で弾いてみることに


いやぁ〜それっぽく見えませんか?
音が重なり合うために「おっ!弾けてるやん!」と勘違いを受けてしまうように綺麗に響き合います。
感動


小泉元首相のようなライオンヘアで弾いていればそれ相応に見えたかもです

試しの演奏させていただいたあと、パイプオルガンを改めてじっくり観察すると…

様々な音の階段を表すパイプがあり、お城の防御で鉄砲が出てきそうな穴があったり、ド素人の小生が見ても興味津々の鍵盤楽器です。
こちら東梅田教会のパイプオルガンは3月いっぱいで解体され六甲山にある教会へ移転されるとのこと。
秋に新たなパイプオルガンが設置され再び、音の癒しの空間が誕生します。
東梅田で毎週月曜日お昼30分間に異空間へ飛び込みませんか?